俺の彼女はとにかくモテる ２

正直な気持ちを ページ44

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すごく胸が苦しくて痛い




SG「 お前は？ 」




お前は？って聞くユンギくんは
優しい顔でいつの間にか流れていた
わたしの涙を細い指で拭ってくれる



すごく、すごく好き…



だけどわたしと釣り合うわけない
人気アイドルグループだし
わたしなんかよりももっと…



「 …すき、ユンギくんのこと 」



自分の気持ちよりも先に
口にしていた本当の気持ち


どうにか気持ちに蓋をしようとしても
真剣に気持ちを伝えてくれたユンギくんに
わたしも正直に応えないといけないし


なにより後悔したくなかった



SG「 …きっと普通の恋人とは全然違うと思うし寂しい思いとか悲しくなることもあるかもしれないけど誰よりも幸せにするから、俺の傍にいてほしい 」


「 …はい、わたしで良ければ… 」



ユンギくんの告白に
わたしは頷くことしか出来なくて
目からはたくさん涙が溢れる



そんなわたしの涙を拭いながら
触れるだけのキスをたくさんしたあと



SG「 なあ、いい？ 」



わたしの唇に触れるユンギくん



垂れてる目尻が愛おしくて頷くと
華奢な身体なのに軽々とわたしを
持ち上げて隣の部屋のベッドに下される



ベッドの上で見たことないくらい
優しい顔のユンギくんに見つめられて
このまま時が止まればいいのに。なんて



優しいキスから深い口付けに



触れるところ全てが溶けてしまうような
とても甘くてすごくしあわせな空間に
いつの間にかわたしは意識を手放していた




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