愛され男性声優さんです。【男主】 3

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幸いにも、その日は午前中のお仕事は花江さんと一緒の現場で一緒に家を出てスタジオまで向かった。



夜寝れなかった僕は、皆がいる空間が居心地が良くて空き時間に少しだけ仮眠をとった。




鈴「あれ？Aくん寝てる？」



花「あ〜、ちょっと昨日寝れなかったみたいで…」



鈴「そうなん？じゃあソッとしといてあげよか〜」





中々空き時間でも寝ることのないAがぐっすり寝ていて皆気になっていたようだけど、珍しいからこそか、誰もちょっかい掛けたりしないで少しは仮眠できたようだ




午前の収録が終わり、一緒に事務所にこのことを報告しに行った。
すぐに対応してくれて、これからはマネージャーが送り迎えをしてくれるようになった。もし続くようなら警察にも相談するそうだ。



花「今日からマネージャーと一緒で安心したよ〜。」



「花江さん、昨日は突然すみません…。」



花「ん？気にしないで？誰でもあんなのは怖いよ…。」



「今日も一緒に来てくれてありがとうございます。」




花「全然いいよ〜、置いてったものとか今度現場が一緒の時に持ってくるから」



「本当、すみません…ありがとうございます。」



花「相談しにくいだろうけど、僕には話してね？」



「はい。」




その後、それぞれの現場に向かった。
移動中もすごく怖くて、いつもなら音楽聞きながらとかだけど何があってもいいようにイヤホンもつけないで周りを警戒しながら次のスタジオに向かった。




最後の現場が終わり、マネージャーが迎えに来てくれて帰宅する。
マネージャーも心配だからと玄関までついてきてくれた。

今日はポストに手紙はなかった。





花江夏樹家着いた?



Aつきました。



花江夏樹なにもなかった?



A今日は何もなかったです。



花江夏樹そっか、それはよかった。





花江さんにLINEを返してその日は眠りにつく
だけど、昨日と一緒で中々眠りにつけなかった。

昨日は花江さんが一緒だったから何とも思わなかったけど、部屋を真っ暗にすると凄く怖かったから部屋の電気をつけたけど、そうしたらもっと眠れなくなってしまった。


だけど、電気を消すのは嫌で結局眠れないまま夜を明かしてしまった。








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パート３もよろしくお願いします。

始まってすぐ不穏な雰囲気で…笑

苦手な方はすみません、しばらく続きます。

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