愛され男性声優さんです。【男主】 (ページ42)

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とりあえず、リビングに向かうと賢章さんがコーヒーを飲みながらテレビを見ていた。

小「あ、Aおはよ～」

「おはようございます。賢章さん体調大丈夫ですか？結構飲んでたっぽいですけど」

小「花江君と拓也君はもうダメよ、完全に二日酔いで頭痛い。」

花「やらかしましたね～」

「でしょうね。」

そんな話をしていると僕の分のコーヒーを作って持ってきてくれた花江さんの奥さん。
お礼を言って賢章さんの隣でもらったコーヒーを飲む
すると廊下の方から

江「花江くーーーん！！！服貸してーーー！！！」

花「あ、忘れてた。」

シャワーを浴び終わったであろう江口さんの叫びが聞こえてくる。

「江口さん、元気ですね。」

小「俺今日叫ぶ元気ないよ…休みでよかった。」

「江口さんは仕事なんですかね。」

小「今日は花江君も拓也君もお仕事休みらしいよ。」

「なるほど、だからあんなに飲んでたんですね～」

花「A～、シャワーどうぞ～」

「あ、じゃあお借りします～」

シャワーを浴びたら一気に目が覚める
幸い寝たのは遅かったけどそんなにお酒は飲んでなかったから二日酔いとかそういう影響はなかった。寝不足はたまにあることだし、何とかなるだろう。

シャワーを浴び終わり、花江君が用意してくれた服に着替えてリビングに行くと軽くご飯が用意されていた。

花「奥さんが作ってくれたから、Aも食べな！」

「本当すみません…いただきます。」

奥「いえいえ！苦手な物とかあったら除けておいてください！」

江「今日A休み？」

「この後１時から収録ありますよ。」

小「え！？Aくん仕事？うわぁごめんね？」

「まぁ僕はそんなにお酒飲んでなかったので大丈夫です！」

花「朝起きた時Aの予定聞いてなかったからちょっと焦ったよ笑急いでマネージャーに連絡してAのスケジュール聞いて安心した。」

「昨日は完全に寝落ちしたのでアラーム掛けるの忘れてました。」

その後、猫ちゃんたちと遊んでから僕は台本取りに一度帰宅するからみんなより早くお家を出た。

花「じゃあね、気を付けてね！！」

「おじゃましましたー」

花江さんが玄関まで見送りしてくれてそのままタクシーで自宅に帰り、服を着替えて荷物も準備して現場へ向かう。