五条悟の最強師匠【呪術廻戦】

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休むにも休めず三月に入るとどっと来た。



『死ぬ……死ぬ…………やばい…』



何かに取り憑かれた様に俺は吐いては食べて、吐いては食べてを繰り返していた。



『ま、さむね…俺…死んじゃう…？』


"死なないよ"



医者は食中毒か？と疑ったが何ともない。そのせいでストレスと言われたが最近は任務もこの体調のせいで入ってないし学業でも特にはない。



『死ぬ…はぁっ…はぁっ…！』



三月二十日。激しい頭痛と共に俺は気絶をした。学校には間に合う訳もなく休みの連絡すら入れず休んだ。






次の日には今までのが嘘だったみたいに頭痛は収まり食べ物も胃に入った。



でも



『絶対痩せた…』



体重計の前で肩を落とす。



『…最悪』



今日は念の為と連絡を入れ休んだ。



prrr

『はーい…死にかけだった片喰でーす』


「あ？お前死にかけてたの…？」


『悟…？』



電話してきた相手は悟。そろそろ俺もちゃんとディスプレイ見る癖をつけなきゃなぁ…とぼんやりした頭で考えた。



「おい。なんで死にかけてんだよ」


『ん？』


「俺の知らない所で死にかけんじゃねぇよ…」


『…悟？あの…俺はただの体調不良で死にかけてただけだから…何かちょっとズレてない？』


「…はぁぁ…紛らわしいわ！！」



やっぱり勘違いしてた。任務は平気。術式使えばヒョイヒョイって終わるから。だけど反転術式で治せない病気とかはマジで困る。



悟からの連絡内容は普通に元気してた？みたいなやつだった。

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