五条悟の最強師匠【呪術廻戦】

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五条悟視点


今日はやけに機嫌が良かった。



だからといって訓練というか特訓と言うか…これは優しくないけど。



「なんかあった？」


『やっぱ俺ってイケメンっすよね？ちょっとナンパされちって…』



ドヤ顔はウザイが確かに顔はいい方。



「顔だけが取り柄…」


『…今は機嫌がいいから聞き逃してあげるよ。さて悟。ここの先にある泉を5周ね』



今日もA母の山で修行してるわけだがこの先の泉は広い。もはや湖の域。



「絶対怒ってんじゃん！！」


『いやいや…100周！とか言わないだけ優しいだろー？』



確かに最近のこいつなら言いかねない。優しい…のか？



「ナンパてきた人可愛かった？」


『うーん…顔は普通かも！』


「…なんだよ。めっちゃ美人でその人にナンパされた俺すげー！的な自慢かと思ったのに」


『誰だよそいつ。嫌味なやつだな』


「お前だよ……！！」



あの後本当に5周走らされた。その後受け身の練習だーと投げ飛ばされ木にぶつかっては骨が…折れては無いけど。結局容赦なかった。



『…人を守った後の感謝って案外嬉しいもんだね』


「？うん。そういうもんじゃない？」


『まぁそうなんだけど…形に残らずともありがとうだけでだいぶ違うからさ…悟。ありがとうね』


「？」



なにが言いたいのかさっぱりだけどとりあえず返事はしといた。

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