■命の選別投票タイム ページ11
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五条悟視点
今日は体術の練習だとAの母親の所有地(山)に来て実践に近い講座をすると言ったが…
「ゲホッ!!……ガッ!!」
『…立てよ悟』
いつもより厳しすぎる。何に焦っているのか俺にはわからなかった。
『まだお前なら行けるだろ』
「チッ!!」
いつだってお前は俺に話してくれないのに俺にばっか何かを求める。
アイツの練習がおかしいと文句言いに高専内で詠を探すが居ない。寮部屋は知らないし仕方ないからそこら辺のやつを捕まえる。
「杉菜詠ってやつ知らねぇ?」
「詠……ですか?…えっと…もう高専には…いませんよ」
大人は俺に笑って誤魔化したがその感じだと…
「死んだんだな」
「……えぇ。Aが一応連れて帰ってきましたが」
だからアイツあんなにも荒れてたのか。
初めは苛立ちからなる八つ当たりだと思っていたが
「(…ゆっくり来いとか言ったり性急に特訓させたり…何がしたいんだよ)」
帰り道、Aが居た。声を掛けようとしたが泣いているのが見えて道をそらした。
「(アイツもちゃんと人間だったんだな)」
あれから約一年。しごかれ続け明らか強くなったと思う。
蒼も大きさは六眼と合わせれば正確に決められるようになったし…きつかったけどAのおかげでもある。
そんなある日、
『俺さ、教師やろうかなって…東京行って大学入ってそのまま高専に…』
「…ふぅん…へぇ………え?」
Aが先生?無理だろ。死ぬよ?生徒が。
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わたし(プロフ) - 更新!待ってます!!!好きです!! (9月3日 23時) (レス) @page21 id: 2b3cd5dcd8 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - 最高でした!!次の更新楽しみにしてます (2021年11月10日 6時) (携帯から) (レス) id: 63a416050e (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - めっちゃ好きです。応援してます!!!!! (2021年10月18日 9時) (レス) @page15 id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ナツナさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?後、夢主ちゃんは女性ですか? (2021年10月13日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナツナ | 作成日時:2021年9月30日 19時