検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:39,216 hit

黛ver1-7(女主) *リクエスト ページ6

黛side


やっと、気持ちを伝えられる。


『・・・先輩。』

黛「どうした?」

『・・・一緒にいてもらっていいですか?』


今にも泣きそうな顔で言ってくる。

こんな表情ブチ壊してやりたい。


だけど、その表情を作ってしまったのは紛れもなく俺自身。


だから、もう表情を見ずに済むように、もう、終わらせる。


ある知り合いに、あることを頼んでいた。


だから、それでもう終わらせれる。


『先輩?』

黛「いいぞ。親に連絡しとけ。」

『ッはい!』


少しほっとした表情を見せている。

少し経つと、連絡をし終えたのか、顔を上げる。


黛「終わったか?」

『はい。』

黛「行くぞ。」


手を引き、自分の家まで連れて行く。

リビングで待つように言って、部屋に行く。

部屋から毛布を持ってきて、(人1)にかける。


『ありがとうございます・・・。』

黛「大丈夫だ。」


そして



やっと



時間がやってきた




ぴんぽーん



『??』

黛「出てくるから待っててくれ。」

『はい。』


リビングのドアを閉め、玄関のドアを開ける。


ドアを開けると、知人がいた。その知人こそがあるやつなのだが、そいつに頼った理由は・・・。


ソイツが殺し屋だからだ。


知人「お前を殺せばいいんだよな?」

黛「あぁ。早くしてくれ。」

知人「あぁ。」


痛みと同時に目の前が赤くなる。


黛「っぐ!!あぁぁ!!」

知人「声抑えろよな!?」


声を出すと、(人1)の足音が聞こえた。


知人「ッチ!!じゃあ行くからな!!」


知人が走り去ったところで、ドアがそーっと開いた。


『黛・・・先輩・・・?』

黛「ッぁ」

『嘘ッ・・・嘘だ・・・』

黛「ぉ・・・ぃ・・・」


もうすぐ、逝ってしまうだろう・・・。


早く、伝えないと・・・。



黛「は・・・なし、をきけ・・・。」

『な、なんですか?!』

黛「ずっと、まえ・・・から」


くせえセリフだけど、くせえセリフを普通に言えるくらい・・・。


好きでした。




『黛先輩!?そんな!!目開けてください!――』

すく

〜その後のA〜


一人が怖くなり、何をするにも誰かと一緒でないとダメになってしまった。


『ねぇ、赤司。先輩達、元気?私ね、今、すごくさみしい・・・さみしくて、寒いの。だから、今からそっちへ行くね。』


最後に見た表情はとても、希望に溢れていたそうな。

___

エコロ様!リクエストありがとうございました!

氷室ver1-1(女主) *リクエスト→←黛ver1-6(女主) *リクエスト



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リネン - 後、書きたいなら書いていいと思います! (2020年6月22日 7時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
リネン - 面白かったです。ありがとうございました! (2020年6月22日 7時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - リネンさん» 了解しました! (2020年6月1日 3時) (レス) id: 3dd84b7f6e (このIDを非表示/違反報告)
リネン - 完結してますが、リクエスト良いですか?良かったら葉山の男主で、過保護系ヤンデレお願いします。 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - 今井 明希さん» 成る程…参考にさせていただきます!!ありがとうございます! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 3dd84b7f6e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きーちゃん | 作成日時:2017年6月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。