楽しみだけど 光月てる水 ページ32
｢重ｲ…｣
思い扉をなんとかして開かせる…多分、5、6分はかかったのではないか、そう思う。
普段動かない人が無理に動いても動けるはずないだろう…まぁ、今回は開けたからそれでよし。
狭い隙間から部屋の中へ入り、とりあえず部屋を見渡してみる。
中には沢山の武器や…まぁ、めんどいからいいや。
｢…他のヒトモ持ってタノカナー…｣
気になる武器を見つけては｢これ違うナ｣なんて呟く。
いつまで探していたのだろう。一向に決まることはない。
他の人ならぱっとでもすぐに決めるのだろうか…まぁどちらでもいい。
ぱっとすぐ決められなかった。なぜなら…堕天使は生憎そんな有能ではない。
優柔不断…とでもいうのだろうか、それよりなかなか決まらない。
でもしかし、その中で唯一よく見たことがあるものがあった。
｢剣…カ、懐かシイなァ｣
よく昔怒られてこれ持たれながら追いかけられてたな…なんて
思い出しながら剣をそっと握った。
…うん、これならいいだろう。昔度々盗んでは使っていたのだ。
扱いに問題は無い。
｢これモッテクー！｣
さぁ次は部屋だ。
…と言いたいとこだが。
生憎すごく眠い。
本当なら短時間でも飛びながら行きたかった。そもそもそっちの方が楽なのだ。
しかし、さっき飛んでしまったばかり。…有能ではない自分は疲れるのは当然だろう。
｢は、ァ…眠、｣
重苦しい体で歩きながらも、自分の部屋に向かうことに決めた。
…もし____行ってる間に倒れて寝てしまったのなら
まぁ、通りかかった誰かにでも助けてもらおう。
んなことないかもしれないけど…
なんて考えながら部屋へと向かった。
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嘘つきピエロ - 更新しました (2020年12月13日 17時) (
レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - パスワードはそのままなのですよ。 (2020年12月10日 16時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 続編をつくりました。皆様、そこへ行ってくださいませ。 (2020年12月10日 16時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 多美さん» 畏まりました。少しお待ちくださいませ。 (2020年12月10日 16時) (レス) id: 8df5f9e8b1 (このIDを非表示/違反報告)
多美(プロフ) - あ、すみません。更新しようとしたら、もう話がいっぱいになってました。続編を作ってくれるとありがたいです。 (2020年12月10日 15時) (レス) id: aa7efa854f (このIDを非表示/違反報告)
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