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「この三日、私共は生きた心地がしなかったのですよ！何故皆に心配をかけるような真似をなさるのです！」
ガミガミと怒る一期に頭が上がらず目線を逸らし薬研と乱を見つけると二人もご立腹のようだ…
ってそんな事より安定と清光はどうなったんだ、ボロボロの二人は無事なのか、
「一期！！安定と清光は！！ぅ、」
「大将！いきなり起き上がるな！！」 「そうだよ主さん！！」
二人の事を思い出しいてもたってもいられず立ち上がろうとしたら背中にビリビリとした痛みが走りうずくまると薬研と乱が傷をいたわるように布団に寝かせてくれた
一期はそんな俺を見て深い溜息を吐いた、
「はぁ、本当に無茶ばかりなさるお方だ、
加州殿と大和守殿はなかなかの深手で手当をし今は安静にして居られます、ご安心ください」
「二人は無事だったのか、良かった……」
「良い訳ありませんぞ！ これだけ皆に心配をかけておいて何が良かったのですか！ 何故皆に相談しなかったのです！私達では役不足なのですか？」
二人の安否を聞きホッとしていると一期がドン！っと拳を畳に殴りつける、ひぇ、一期がご乱心だ！！
いつもの一期からは想像が出来ないほどの怒りの表情を浮かべるに背筋が凍った気がした
「血だらけで倒れてる貴方を見て心臓が止まるかと思いました、また己が悪しきものになってしまうような気がして、不安で、」
「ごめんな、一期…」
だんだんと声が小さくなる一期を見ると目に涙をため唇を噛み締めていて、胸が痛くなった、痛む背中を無理矢理起こし優しく一期を抱き締める
一瞬背中に一期の腕が回ったが俺の背中を労わったのかすぐに腕を下ろした
「ごめん、一期 薬研、乱 お前達皆に心配かけて、俺一人で髭切の事を解決できると思ってたんだ、それでこのザマだ」
視界の端に映る薬研と乱においでと手を広げると再び泣き出した乱と困ったように笑う薬研も俺の腕の中に収まった
俺は改めて自分のした事の重大さを身をもって痛感した
【俺一人がいなくなっても】なんて思ってた自分が情けない、コイツらには俺しか居ないのに俺の代わりが見つかると思ってしまっていた
もう、こいつらを悲しませないと改めて心に決めた
暫く3人と話をしてから一期に【暫く絶対安静】だと言われ部屋から出ることを禁じられてしまった挙句に交代で監視役をつけるとまで言われてしまった
どんだけ信用ないんだよ、俺！！
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せーさん(プロフ) - 九十九さん» コメントありがとうございます！ 主人公の性格が迷子になってることが多いですが生暖かい目で見守ってあげてください(白目) (2018年1月15日 22時) (
レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
九十九(プロフ) - 夢主、ノリツッコミ上手いｗｗ (2018年1月15日 21時) (レス) id: 6ccd555bc2 (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【湊様】ご報告ありがとうございます！これからもよろしくお願いします☆ (2017年12月19日 21時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 失礼します！膝丸の髪色は薄緑かと...お話面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年12月12日 17時) (レス) id: ecb435e21b (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【海猫ライアー様】ご報告ありがとうございます！さっそく直させてもらいます(￣▽￣;) こ、こんな駄作を面白いと言ってもらえるなんて(TT) ありがとうございます！ (2017年9月2日 0時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せーさん | 作成日時：2017年1月21日 8時
