【22】 ページ22
俺は鯰尾と骨喰と一緒に本丸の鍛刀部屋へと向かった
顕現は俺がしておくと言ったのだがどうしても一緒にいたいんだということを聞かなかったので連れてきたのだ……
2人が触らないという一期一振をしまっている箱には幾つもの札が貼られている
厳重な封印のようだが俺に解けるのか心配だ、
「さて、この邪魔な箱からお前達の兄貴取り出すぞー！」
まず第一関門の箱から取り出す作業だ、周りについた泥を落とすために濡れ雑巾できれいに拭く
そして一枚ずつ慎重に力を流しながら剥がしていく
【良いですか？主様
時折封印をされた刀剣男士がいます、本来は不必要とされた刀剣男士は刀解や連結等で処分される筈なのです
ですが何かしらの理由により処分をされず封印される事があります
封印の解除法は封印の種類により異なりますが基本は封印札による封印です
封印札で刀剣男士の力を無効にしますがこの札は審神者様達の霊力に対してとても脆いものなので少し力を込めれば簡単に札を剥がす事ができます】
以前こんのすけに教えられたことが今ここで役に立つとは……！
ペリペリと1枚ずつ剥がれていく札と一緒に俺の緊張感も高まっていく
箱の中から感じる気配が徐々に濃くなっていく、そろそろ開く……！
「これ！いち兄の本体ですよ！！」
蓋を開くと中には細くも美しい形をした大きめの刀・太刀が一振り…
俺が以前端末で調べた本体よりも色が黒く変色している、
恐る恐る刀を手に取り観察をしてみる、刀自体に封印は見られない
あとは顕現をするだけの状態のようだ
【一期一振、俺の声が聞こえるのならば姿を現してくれ】
俺は2人の期待の眼差しを受けながら顕現を始めた
本来ならば言霊に反応して顕現出来るはずなのに、顕現が出来ない……？
それになんだ、この重く、禍々しい霊気……
まさか、
「一期一振は、闇堕ちをしている、のか……？」
一番嫌な想像が頭をよぎった、ドクンドクン心臓の動きが早くなる 刀を握る手がカタカタと震える、汗が止まらない
オマエハスベテヲ キョゼツシテシマッタト イウノカ
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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せーさん(プロフ) - 九十九さん» コメントありがとうございます！ 主人公の性格が迷子になってることが多いですが生暖かい目で見守ってあげてください(白目) (2018年1月15日 22時) (
レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
九十九(プロフ) - 夢主、ノリツッコミ上手いｗｗ (2018年1月15日 21時) (レス) id: 6ccd555bc2 (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【湊様】ご報告ありがとうございます！これからもよろしくお願いします☆ (2017年12月19日 21時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 失礼します！膝丸の髪色は薄緑かと...お話面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年12月12日 17時) (レス) id: ecb435e21b (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【海猫ライアー様】ご報告ありがとうございます！さっそく直させてもらいます(￣▽￣;) こ、こんな駄作を面白いと言ってもらえるなんて(TT) ありがとうございます！ (2017年9月2日 0時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せーさん | 作成日時：2017年1月21日 8時
