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俺は日が昇る前に目を醒ました、いきなり変わった環境のせいでよく眠れなかったのだ
「朝食でも、作りに行くか」
布団で気持ち良さそうに眠る薬研に布団をそっと掛け部屋を出る
まだ日も昇らないからか外は冷え込んでいる
「まだ、寝てる奴が多いもんな 足音を立てずに行くか」
出来るだけ気配を殺し、足音を立てずに厨へと来た
この本丸は思いのほか食料が少ない、
昼間くらいに食料を買いに行くか
朝はちゃんと食べて力を付けないといけないからなぁ
白米と、大根の味噌汁、鮭の塩焼き、ほうれん草の胡麻和えって所かな
勿論、今まで作ったことがないが何とかなるさ！
「主君、僕も手伝っていいかい？」
背後から声をかけられ振り返ると燭台切が立っていた
昨日よりも纏う雰囲気が柔らかい気がする
「それは頼もしいな 頼むよ」
「僕も手伝わせてもらうとするよ」
燭台切の横に、紫色のくせっ毛の髪の毛をちょんまげにしているいかにも文化系の雰囲気をかもし出す男がいた
「僕は歌仙兼定、雅を愛する刀さ
君は雅に興味があるかい？」
燭台切、歌仙の手を借り朝餉を作り始めた
俺は2人に教わりながら野菜を切るが、2人は慣れた手つきでテキパキと仕事をこなしていく
「あの、僕も、お手伝いしても、いいですか、？」
ちょいちょいと服の裾を引っ張られ、そちらを向くと白く小さい子供が虎を連れて立っていた
少しビクビクしながら俺を見上げる、そんな姿が可愛くてワシャワシャと頭を撫でる
「丁度よかった、今手伝ってくれる人を探していたから助かる」
「ぼ、僕に出来ることなら！」
「えー、いいな！ 僕も手伝いたい！」
また別の声が聞こえ目線を向けると、明るい茶色のロングヘアーをした女の子がいた
「へー、女の子がいるんだ」
「違うよ？ 僕の名前は乱藤四郎 ねぇ、僕と乱れてみない？」
チラッと胸元を見せられる、うん、男だ
「ぼ、僕は五虎退と言います、上杉謙信公の、お土産でした」
五虎退と乱、うん 覚えた
2人に野菜の切り方を教え、一緒に作業をしていく
皆で笑いながらする料理がこんなにも楽しいなんてな、
「僕も、手伝う……」
「写しの俺でいいなら、手伝うぞ」
その後に小夜、山姥切も厨に現れ作業を手伝ってくれた
少しでも俺の事を信じてくれていたら良いなと心の中で思いながら楽しい時間を過ごした
くそー、短刀癒される！
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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せーさん(プロフ) - 九十九さん» コメントありがとうございます！ 主人公の性格が迷子になってることが多いですが生暖かい目で見守ってあげてください(白目) (2018年1月15日 22時) (
レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
九十九(プロフ) - 夢主、ノリツッコミ上手いｗｗ (2018年1月15日 21時) (レス) id: 6ccd555bc2 (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【湊様】ご報告ありがとうございます！これからもよろしくお願いします☆ (2017年12月19日 21時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 失礼します！膝丸の髪色は薄緑かと...お話面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年12月12日 17時) (レス) id: ecb435e21b (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【海猫ライアー様】ご報告ありがとうございます！さっそく直させてもらいます(￣▽￣;) こ、こんな駄作を面白いと言ってもらえるなんて(TT) ありがとうございます！ (2017年9月2日 0時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せーさん | 作成日時：2017年1月21日 8時
