【12】 ページ12
俺はあの後長谷部達に支えられながら手入れ部屋を後にした
広間に置いてきてしまった奴等に会いたくて、長谷部達に無理を言い連れてきてもらったのだ
そして、俺は今 広間で土下座をしている
広間にいた奴らは俺のいきなりの土下座に目を大きく見開いていた
「今までお前達を苦しめて来てすまなかった」
「悪いな、今の俺達には君が何を言いたいのか理解できないんで説明してはくれないか？」
そりゃそうだ、いきなり土下座をされ謝られれば理解なんてできるはずがない
俺を真っ直ぐ見据える白一色の男、おそらく鶴丸国永だろう
「お前達は審神者によって理不尽な事を沢山された
お前達を傷付けていたのは審神者だ、だが俺達人間の勝手な都合で傷付けてしまったことを謝りたかったんだ
許してくれるとは思っていない、だがこの通りだ」
長谷部達の記憶で見た光景が脳内に浮かんでくる、唇を食いしばり、拳を強く握る
畳に額を擦りながらひたすら謝った 少しでもこいつらの心の傷が癒えるのなら、
「おい、テメェ 偽善者ぶってんじゃねぇよ！！」
ドンッ！！の机を強く殴った音の方に顔を向けると、黒髪の長髪、浅葱色の羽織、和泉守兼定、かな、
「和泉守！！ 口を障め！！」
「そいつもだが、テメェらもテメェらだ！！
何人間何かの味方についてやがる！！
俺達が何をされたのか忘れたとは言わせねぇぞ！」
長谷部と和泉守が言い争いを始めたので、長谷部に座るように言うと渋々座ってくれた……
「お前の言う通り、偽善かもしれない 俺の事は嫌いでも構わない
だが、手入れだけはさせてくれ それ以外は何もするつもりは無い」
「誰がテメェなんかに！」「和泉守、少し黙ってくれないか？ なぁ、あんた、名は？」
殴り掛かろうとする和泉守に対し長谷部、山姥切は応戦しようとするので止めようとすると鶴丸国永がこの場を収めた
「俺の名は、A ここに審神者としてきた者だ」
「Aか 悪いが生憎俺達は君を主と認めるつもりはないが、それでも手入れをしてくれると言うのなら頼めるかい？ 特に短刀と重症の奴等から」
鶴丸国永は優しそうな笑顔を浮かべるが、金色に光る瞳は笑ってはいない
その瞳から、何かしたら斬るという意志がヒシヒシと伝わってきた
だが、手入れをさせてくれるならこっちのもんだ！
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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せーさん(プロフ) - 九十九さん» コメントありがとうございます！ 主人公の性格が迷子になってることが多いですが生暖かい目で見守ってあげてください(白目) (2018年1月15日 22時) (
レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
九十九(プロフ) - 夢主、ノリツッコミ上手いｗｗ (2018年1月15日 21時) (レス) id: 6ccd555bc2 (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【湊様】ご報告ありがとうございます！これからもよろしくお願いします☆ (2017年12月19日 21時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 失礼します！膝丸の髪色は薄緑かと...お話面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年12月12日 17時) (レス) id: ecb435e21b (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 【海猫ライアー様】ご報告ありがとうございます！さっそく直させてもらいます(￣▽￣;) こ、こんな駄作を面白いと言ってもらえるなんて(TT) ありがとうございます！ (2017年9月2日 0時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せーさん | 作成日時：2017年1月21日 8時
