35話 ※ ページ36
ベットから立ち上がると部屋を歩き回りながら
話し出した
バ｢僕 これでも女性に困ったこと無いんですよ｣
『…そうでしょうね』
バ｢だからあの時は焦りましたよ｣
『…』
バ｢あんなにも自我を失いそうになったの初めてだ
…僕がおかしくなったのかと思いましたが
果たしてそうでしょうか｣
『……何を言って……』
バ｢……いつでも力ずくで追い出せるんでしょ
だったら 構いませんよね？｣
すべてお見通しだと言わんばかりに例の引き出しに
もたれ掛かりながらこちらを見て笑った
『……ｯ』
すぐそこまで来て歩みを止めると
椅子から逃れられないよう覆いかぶさり
『…ｯ！！んっ……』
唇を奪われた
逃げようと後に重心を掛けると
がっしりと後頭部をホールドされ"それ”は深くなった
バ｢…その涙は煽りにしかなりませんよ？｣
溢れた涙と
注がれ飲みきれなかった唾液は舌で拭われた
『……犯罪…です…よ』
訴えかけるように呟けば
一瞬別人の顔になった…気がした
バ｢……貴女が僕を求れば問題はない｣
首元を緩めた彼は
また深く口付けた＿＿＿＿
・
・
・
『……ｯ ハァー……
……やめちゃうんですか…？』
バ｢良い殺し文句だ…
随分と素直になったものですね｣
すぅーと
体のラインに手を沿わされ
思わず眉間に皺がよった
『………
そんなんじゃ…ありません…』
組み敷かれた状態に痺れを切らし
毛布にくるまって肌を隠した
『ｯ！あっち行って』
相変わらず足の間にいる彼に蹴りを喰らわせようと振り上げた
ガシッ
バ｢…どうしたいんですか "コレ”｣
ぐっと持ち上げれ器用に舐められた
冷めた熱が一気に戻り全身が痺れた
……こんなイケメンに足を舐められ見上げれたら
変な罪悪感が湧いてくる…
でも今はそれさえも………
ダメだ
完全に彼にのまれてしまったみたい……
バ｢……続きをして欲しいのなら
自分からキスしてください
ほら｣
『…………』
バ｢……いい子だ｣
ｺﾝｺﾝ
『ｯ！！！！』
冷たい目で扉の方を見て溜息を付くと
乱れた服を整えながら私に毛布をかけ自分の幅だけ扉を開けた
バ｢……何か｣
キ｢…バーボン…………少し話しがあるんだけど
いいかしら？｣
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芹奈(プロフ) - こんにちは、7話なのですが、世良ちゃんは「真澄」ではなく「真純」です。修正お願いいたします。 (2021年6月25日 20時) (
レス) id: 6feba31318 (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - コメント失礼します！！夢主ちゃんが私と同じ苗字でびっくりしましたwこれからも頑張ってください (2021年6月23日 14時) (レス) id: 6a10e782a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2020年6月5日 18時
