女優とFBIと公安と

36話 ページ37

キ｢そうやってすぐ色仕掛けするのは感心しないわね｣


バ｢侵害ですね


いつもそんな手を使っているかのように言われては…


それに貴女も情報欲しさに彼女に近づいている


違いはないと思いますが？｣



キ｢……彼女の身体に何か情報があるとでも？｣



バ｢えぇ 間違えなく


僕を惑わすものである事は確かだ｣



キ｢……

彼女を傷つける事は辞めてくれないかしら｣


バ｢ﾊﾊﾊ

それ 貴女が言いますか？｣


キ｢えぇ あの子は本当に何も知らないわ

自分の素性すらもおそらく…｣


バ｢…僕は目的の為なら手段を選ばない





それだけです




では｣









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赤｢やはりな… バーボンはそういう男だ｣

ジョ｢どうするのよ シュウ…｣

赤｢作戦は決まっている 時が来るのを待つだけだ


なぁ ボウヤ｣


コ｢うん｣


ジョ｢彼女…拳銃を所持してるんでしょ

あまり乱心させないように注意しなきゃ｣


赤｢心配ないさ

いくら稽古を受けたからといって本物を初めて使うのなら躊躇する

その隙に制圧できる｣


コ｢…赤井さんも彼女には気をつけてね…｣

赤｢あぁ

彼も魅了されたらのだから

なかなかの物なんだろう…｣


ジョ｢ちょっと！シュウ！

何言ってんの コナンくんの前で…｣



赤｢仕方ないさ


それが男と言うものだ｣


コ｢…ﾊﾊﾊ｣





赤井さんの言う通り



仕方ないと言えるかもしれない



そこも含めてデザインされていたのなら…









哀｢少し思考を凝らせば

金儲けなんて簡単でしょう？｣




その研究所では遺伝子操作の研究が盛んに進められていた…


そして彼女の情報を重ね合わせると…




コ｢……ｯ！！

まさか…｣


昴｢……成程

………そういう事か｣



哀｢えぇ

彼女はおそらく

デザイナーベイビーの先駆け



容姿に知能…運動能力まで



デザインされてたとみて間違いなさそうね｣









……ごめんね





Aさん





どう動いてもきっと貴女は






傷付いてしまう






それでも俺は……






俺たちは







貴女に








幸せになってもらいたい









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