食べないでください４ ページ5
マ「ほぅ…なんと物騒な客人だ…君の友人か？」
物音がした方を見ながらマレウス先輩は私の友人が来たというではないか。
私に友人…？監督生だったらグリムとセットで喧しいから違う…ジャックか？でもジャックは見た目は怖くても凄く良いやつだから違うだろ？？誰だ…？？
ｶﾞﾁｬﾘ…ﾊﾞﾀﾝｯ…ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ!…
段々と近づいてくる物音、姿が見えないとなんか怖く感じてきたな…しかもだんだん言動にイラつきが垣間見える…でも本当に誰だろう…物騒な友人なんていな…
い た
いや、正しくは友人ではないがいるではないか！一人とんでもないぐらいの物騒な危険人物が！！なぜ忘れていたんだ私は！！！
『ままま、、マレウスさん！！！匿ってください！！！！じゃないと私食べられます！！！』
マ「？あの本を見てしまったのか？？」
『いやちが…！！僕ここに来る前から追われてて！！！』
話している間にも物音がだんだんと近くに来るのがわかる。やばいぞ…さっき頭突きなんてしてしまったから大変ご機嫌がよろしくないはず…逆に良かったら怖いわ！！！
顔を真っ青にしている私を哀れに思ったのか何かの魔法を私にかけてくれるマレウスさん。
「言葉を発するでないぞ、魔法が解ける」
言葉が出せないのでコクコクと頷く。数分して音の主が扉を大きく音を鳴らして現れる。
あの人なんで此処がわかったんだろ…確かウツボって嗅覚が発達してるからもしかして私の血…？勘弁しろよ！！！
フロイド先輩は私が座っていた椅子の周辺を探している。因みに私は今マレウスさんの椅子の後ろに隠れているが正直に言って生きている心地がしない…
フ「ちょっと、ここに小魚ちゃん来なかった？
マ「…いきなり現れたと思ったら謝罪の一つもないのか？」
フ「あ゛ぁ゛？俺今ちょー機嫌悪いの、聞かれたことにだけ答えろよ」
マ「はぁ、Aが脅えるのも頷けるな。まるで理性のない獣…いや、元より人間ではなかったな、いやすまない。この僕が間違いだなんて」
フ「はぁ？…てかなんであんたから小魚の名前が出てくんの？」
元より悪かった機嫌が最高潮に悪くなっていくことがわかる。
マレウスさん！？！？今なんで私の名前出したの！？！？名前出したらここにいたことバレるかもじゃん！！！そこはそんな奴知らないし見てない！！！が答えでしょ！！！！
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ウバザメ - 最初から楽しいが連続してる・・・！最高です。楽しい！更新楽しみにしています！ (2022年3月31日 22時) (
レス) id: 8fc76d1beb (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛かった……！ 更新楽しみにしています。 (2021年9月20日 19時) (レス) id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのもっけ - とても面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年11月14日 1時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
栖 - 初めまして。貴方様は文才の神ですか？最高すぎます......。夢主ちゃん可愛すぎません？母性がぁ....ってなってます(?)これからも更新頑張ってください！ (2020年10月25日 3時) (レス) id: 8d0d2487b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怱 | 作成日時：2020年8月26日 1時
