食べないでください１４ ページ16
『………同室のカサゴくんどうしたんですか？』
フ「聞きたいの？」
『いや…遠慮しときます…』
カサゴくん…君のことは忘れないぜ…君に毎日認識疎外の魔法かけてたからめちゃくちゃ上手になったよ…ありがとうな…
なんてことを思いながら制服のジャケットを脱いでネクタイと一緒に皺にならないようにかける。カッターシャツを脱いでインナーの上にカーディガンを着て部屋着と洗濯済のインナーと今日着ていたものを手に洗面台兼バスルームに持ち込む
『せんぱーい、僕今から風呂なんで先輩も自分の部屋で入ってくるなりご飯食べてくるなりしてくださいよ。僕自分の事しかしませんからね』
フ「はぁ？俺も風呂入りたいんだけどぉ」
『家主が先に決まってるでしょ！！！！』
そう言い切ってバスルームの扉を魔法で鍵をかける。私にしか開けられないようにしたので私より魔法の扱いが上手な人しか開けられないだろう。3年生は怪しいが2年生では開けるのが難しいだろう。外でギャーギャー言ってる声が聞こえる気がするが自分の身嗜みが最優先なのでバスタブにお湯を魔法で用意して疲労回復に効く薬草を数種類入れ髪、体を洗って自身もバスタブに入る
『あ゛ぁ゛ぁ゛…最高……この歳からこんなこと言ってたらすぐにお祖母ちゃんになりそう…』
頭までお湯につかってゆらゆらと揺らめく天井を眺める。
あぁ…そういえば明日飛行術の授業だっけ？運動着用意しておかなきゃ…あ、そういえばトレイン先生の課題も用意して…あぁ…なんか眠くなってきちゃった…
『ってだめだ！！出ないとフロイド先輩にぐだぐだ文句言われるに決まってる！』
急いでバスタブから飛び起きてタオルを手に取り体を拭く。同時に髪を念入りに風魔法で風を出し、火の魔法で温度調節をしながら乾かし始める。ドライヤーでやると時間がかかる上にやることが限られるのでこれがとても楽だ。
髪も体も乾いて服を着替えてサラシを巻き終わりお次は肌の保湿。先日ヴィル先輩から余りもので頂いた美容セットを戸棚から取り出し化粧水、美容液、乳液の順でマッサージをしながら肌に浸透させる。はぁ…この作業が一番めんどくさい…でもやらないとヴィル先輩からまたお小言が…
『はぁ…はやく出てアイス食べたい…』
そう言えばフロイド先輩大人しいけど何してるんだろ…
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ウバザメ - 最初から楽しいが連続してる・・・！最高です。楽しい！更新楽しみにしています！ (2022年3月31日 22時) (
レス) id: 8fc76d1beb (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛かった……！ 更新楽しみにしています。 (2021年9月20日 19時) (レス) id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのもっけ - とても面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年11月14日 1時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
栖 - 初めまして。貴方様は文才の神ですか？最高すぎます......。夢主ちゃん可愛すぎません？母性がぁ....ってなってます(?)これからも更新頑張ってください！ (2020年10月25日 3時) (レス) id: 8d0d2487b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怱 | 作成日時：2020年8月26日 1時
