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貴 お腹すいた…
そこに突然 地面にへたりこむAの前には一本のソーセージが見えた
貴 はっ!食い物!?
? なんでぃ 欲しいのかぃ?
男が魚肉ソーセージをゆらゆらとAの目の前で揺らしていたのだ
貴 おい それよこせ!!
Aが手を伸ばすとそれはひょいと上に挙げられた
? 随分でかい態度じゃねぇかぃ。それがもらうやつの態度か?
貴 態度ってなに?
? ほら 三回回ってワン。やってみなセェ
貴 テッメェ…
もしこれが神威なら迷わずどんなことでもやるだろうしかし落ちても春雨幹部そんなこと死んでもするはず…
クルクルクル ワン
そんなこと死んでもするはずないなんてことはありえないAは究極の飢えを味わっているのだ
ご主人様?そんなものは今や関係ない
言った通りに芸をしたAに向かってこの男は
? フッ
満足したかのように笑ってソーセージを見せびらかしながら食べた
貴 おい!話が違うだろうが!
? 誰もやるって言ってねぇだろぃ。まぁゴミでも食ってろぃ
食べ終わったゴミを投げつけて男は去って言った
貴 まてっ!テメェぶっ殺してや…る
急いで立ち上がったがもう丸一日近く食べていないAはその瞬間意識を手放した
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作成日時:2020年10月30日 1時