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貴 待て待てまずなんでこうなったか整理しよう



確か今朝のこと

貴 阿伏兎!阿伏兎!地球のご飯は美味しいんでしょ!?何食べようかな

阿 おい騒ぐんじゃねぇ。俺たちゃあくまで仕事で行くんだ。いいな?

貴 お寿司…カツ丼…ステーキ

阿 おい聞いてんのか!?

私は阿伏兎の横でご機嫌に今日食べるもののリストを作っていた

するとそこに団長がやってきて

威 本当にすごい食い意地だネ

貴 団長〜!

抱きつこうとしたがいつものように片手で阻止された

威 オスワリ

貴 はい!

団長の命令を聞くと必ず団長は頭を撫でてくれる

抱き着くことは阻止されたが私はそれだけで満足していた

阿 おい気のせいか?俺にはそいつに尻尾が見える

団長に会えてよほど嬉しくはしゃいでしまっていたのか阿伏兎は呆れ顔で私を見ていた

貴 地球って言ったらシンスケいるかな?

威 Aなんだか嬉しそうだネ

阿 今回は鬼兵隊との仕事だ。安心しろ嫌でも会う

貴 本当!?なんて今日はいい日なんだ。ご飯にシンスケ。ああ神様ありがとう

威 あり?いつからシンスケにこんな懐いてたっけ

阿 団長しらねぇのか?団長がいねぇ間はいつも奴らんとこで暇潰ししてるぞ

貴 シンスケは沢山ご飯くれるし一緒に寝てくれるし優しいからスキ。ただあのまたこがキャンキャン煩くて厄介なんだけどさ

阿 お前さんも充分キャンキャン煩えけどな

威 へー…

貴 阿伏兎なんか団長怒ってない?

阿 いいや俺にはそう…

阿伏兎がそう言いかけたが神威は通りがかりのモブキャラAの顔面を握りつぶしていた

貴 いいやかなり怒ってるね。

阿 団長ぉおお!それうちの団員じゃねえ!!またお偉いさんカンカンになるぞ!

威 俺の横を通るから行けないんだ

貴 こえーよ。どえらいジャイアン気質だよ。

阿 ったくどうすんだこれ!!

威 しらないヨ。俺は自分の物に手を出されるのが一番嫌いなんだ。もちろん物がそれを自覚していないのもネ。A お前もその1人だヨ

貴 私のせい!?

そう言いながら団長は何処かに行ってしまった

阿 お前さんこいつの後始末頼むぞ

貴 フザケンナ!!っておい阿伏兎ー!

阿伏兎にも置いてかれて

渋々モブを窓から投げ捨てに…

あれ?それからどうしたんだっけ

たしか団長に呼ばれていきなり腹パンされて


威 今日からお前は捨て犬だヨ





ああ、そっか捨てられたんだ。いやまて


貴 やっぱなんでだあああ

その声は歌舞伎町に響き渡った

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作成日時:2020年10月30日 1時

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