女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~

34、優愛のお守り探し ページ34

〜星文廃病院、廊下〜

心「何処にお守り落としたの？」

優「多分、１階から３階の何処かにある。」

奈「じゃあ、こうしよう！
　 １階が私と優愛。 ２階が彩乃と心美
　 ３階が沙良ちゃんと沙緒ちゃん！」

彩「分かった！見つけた時は電話ね。」

〜１階チーム〜

奈「受け付けの方見てみよ。」

優「うん。」

五分後……

奈「ないね。」

優「うん」


〜２階チーム〜

彩「ナースステーション見てみよ。」

心「そうだね。」

五分後……

心「ないよ〜」

彩「じゃあ他を探そう」


〜３階チーム〜

沙「談話室の方探そう」

妹「良いよー」

三分後……

妹「無いよ」

沙「じゃあ他だね」


そして最終的に…………………

奈「あ、彩乃から電話だ。」

彩「見つかったよ。お守り。すぐにナースステーション前の廊下来て。」

三階では…

沙「あ、彩乃ちゃんから電話だ。」

彩「もしもし？お守りが見つかったので、ナースステーション前の廊下来てね。」

〜星文廃病院、廊下〜

優「ありがとう！心美、彩乃！」

奈「何処に落ちてたの？」

心「此処の廊下のはじっこにあった」

優「きっと貞子から逃げていたら落としたんだな。」

妹「お守り見つかったから、どっか行こ！」

奈「じゃあ、階段の踊り場にでも行ってみよ！」

何とか見つけたお守り。優愛は、ほっとしたそうだ。だが、次はほっとする事は、出来ないだろう。

第35話へ続く

35、階段の踊り場の声→←33、生死を分ける仮眠室

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す