女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~ (ページ32)

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32、絶望が溢れる手術室ページ32

〜星文廃病院、第一手術室〜

奈「やっぱ広いね」

心「真ん中にベットがあるね」

彩「もう嫌な匂いするね」

優「器具もしっかり残っているんだね」

妹「やばい。鳥肌立ってるよ…。お姉ちゃん……」

沙「本当だ」

心「何か知らないけど、鳥肌立ってきてる」

奈「本当だ。鳥肌が…」

彩「やだ……、鳥肌嫌い……」

優「やばっ」

すると、手術器具が入っていた棚が、倒れた。

妹「キャッ！！」

奈「金属の音、嫌いなのに」

今度は、ベットが横に倒れた。

彩「やめて…」

優「怖い……」

心「逃げたいよ…」

心美が「逃げたいよ…」と、言った後に…

？「オマエラヲ、キズツケル。タノシミニシテイロ。ハッハッハ。」

奈「何！？この声！？」

彩「うっ……」

優「うっ！？」

心「苦し…い」

妹「やめ…て……」

沙「うっ……うぅ」

奈「首を……締め付けないで……」

６人が苦しんでいる理由。それは、首を締め付けられているからだ。

そして、６人は苦しくなくなった。首が締め付けられなくなったからだ。

沙「早くこの部屋から出ましょう！」

〜星文廃病院、手術室前〜

妹「苦しかった。」

心「ここらへんから、離れよ！」

優「仮眠室にする？」

奈「うん。仮眠室に行こう」

首を締め付けられるという悪夢を感じた６人。やはり絶望が溢れる手術室なのか……、

第33話へ続く
　