女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~

3、廃病院の打ち合わせ ページ3

〜放課後､奈月の家で〜

奈「それでは！これから、廃病院の打ち合わせを始めまーす！えーっと、日時は決めたから、持ち物はどうする？」

優「飲み物は必要でしょ！」

彩「あと、皆携帯持っているよね？じゃあ携帯も必要じゃね？」

奈「飲み物と携帯ね！あと何かある？」

心「お弁当とお菓子！」

奈「遠足じゃないのよ？しかも、午前中で帰るんだよ。」
　
心「ガーン。あ！お金！」

奈「じゃあ、一応、５００円くらい持って来て！あと何かある？」

優「お守りは？」

奈「あ、お守りどうしよう………」

優＆心＆彩「どうしよう……」

沙「お守りなら……家にあります………」

沙良の家は、先祖代々かなり強い霊感を持っている。更に、沙良は除霊する力も持っている。

奈「え！？5人分あるの？」

沙「はい………」

奈「持って来てくれる？」

沙「良いですよ…」

奈「よし！じゃあ持ち物は、飲み物、携帯、お金。沙良ちゃんは、お守りも宜しくね！」

彩「集合場所どこー？」

優「一番寝坊する確率の高い、心美の家の前は、どう？」

奈「じゃあ、そこにしよっか」

心「一番寝坊する確率が高くてすいませんね！」

奈「じゃあ、そんな感じで！」

彩「じゃあ皆！8月2日の、朝8時に心美の家の前集合で！」

奈「うん！」 心「ラジャー！」

優「OK！」 沙「了解です……」

こうして打ち合わせが終わった5人。果たして心美はしっかり寝坊せずに、時間通りに来るのか……

第4話ヘ続く

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