女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~ (ページ19)

今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:10,257 hit

19、沙良の秘密Part2 ページ19

沙「実は私のお父さんは、お母さんの再婚相手なんです」

奈「ってことは、お母さんは一度離婚しているの？」

沙「はい。私が6歳、沙緒が2歳の時です。」

心「あれっ？その年って、星文病院が処分された年？」

沙「そうなんです。原因は、亡くなったおじいちゃんは、お母さんのお父さんでして、お母さんは、おじいちゃんの事で忙しくて」

優「じゃあ、離婚原因におじいちゃんが関連しているの？」

沙「そうなんです。んで、忙しいお母さんは、元お父さんに、私と沙緒の世話を頼んだらしいんです。でも、実際は、ご飯も食べさせなかったらしくて、お母さんが帰って来たのは、翌日のお昼です。」

彩「それにお母さんが怒って離婚？」

沙「そうです。その8ヶ月後、お母さんの大学時代の先輩と結婚して、今に至ります」

奈「大変だったね。」

沙「はい。以上が私の隠し事です。スッキリしました」

？「お姉ちゃん？来たよ？」

沙「あ！沙緒！来たのね？」

奈「その子が、沙緒ちゃんって何で来てる！？」

沙「ごめんなさい！勝手に呼んでしまって……、でも、この子、私より除霊する力強いんです」

優「それならいいじゃない！沙緒ちゃん！宜しく！私優愛！呼び方何でも良いよ」

奈「私は奈月！宜しく！」

心「心美です！よろ！」

彩「彩乃です！よろしくね」

妹「皆さん！宜しくお願いします！私の名前は沙緒です！これから冒険するの楽しみ！あ！私、リハビリ室行きたいです！」

奈「よし！次はリハビリ室行こう！」

新しく沙良の妹、沙緒が入った。これからますます盛り上がりそうだ。

·沙緒は、『妹』と最初の部分に書きます！

次回は番外編です！お楽しみに！