女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~ (ページ15)

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15、ヤバいお風呂ページ15

〜星文廃病院、第三お風呂〜

心「なんでこの病院にお風呂があるの？」

奈「此処に入院していた人が入るためにあるの。」

彩「中入ろう。」

優「うっ……カビ生えてる……」

沙「あれっ？確か優愛ちゃんって、カビが無理とか言ってませんでしたっけ？」

奈「あっ！そうだよ優愛！どーする？続ける？」

優「うん。」

奈「分かった。」

彩「あのさ、さっきからずっと水がポタポタ出てるんだけど」

優「あれ？その水さっき私止めたよ？」

奈「しっかり止めてなかったのよ。」

奈月がもう一回蛇口をひねり、水を止めた

沙「ゲホッゲホッゲホッ」

優「どうしたの沙良ちゃん？咳？」

奈「さっきまで咳出てなかったよね？」

沙「此処に来たときから少し体調が悪くてゲホッゲホッゲホッ」

彩「平気？」

沙「私に霊がとりついています…ゲホッ、私のバッグのよ中にある御札何でも良いので、服の上からで良いのでゲホッ、背中に貼ってくださいゲホッ」

奈「分かった。」

沙良のバッグの中にあった御札を背中に貼った。

沙「はぁ、はぁはぁはぁ」

奈「治まった？」

沙「はい。ありがとうございます。」

沙良は背中に貼った御札を取った

奈「これは霊にとりつかれていたの？」

沙「はい。このお風呂に入って体調不良になって……っていう霊たど思います。」

心「次はどこ行くの？」

沙「集中治療室はどうでしょうか？」

奈「いいね！次そこ行こ！」

沙良の咳は治まった。やはりこの病院は出てしまうのか。まだまだ先があるのに…………

第16話へ続く