検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:140,555 hit

殺して 4 ページ5

『詳しくって…私これくらいしか知らないんですけど…』

嘘、本当は知ってる

いじめられるだけじゃない、友達も居なくなって、言うことをきかないとまたいじめられる

なんて、理不尽なんだろうか…

そ 「ふぅん…」

王子に疑いの目で見られる

やだ、そんな目で見ないで…


? 「お前がやったんだ!」

『ちっ、違う!』

「気持ち悪い!消えろよ!」

『えっ…』

「近寄らないで!」

『そんな、私は違うのに…』


ま 「大丈夫?」

『はっ!』

しまった、あの時のことを…

う 「なんか、顔色悪いけど…」

さ 「どうした?気分悪い?」

『ち、違います、大丈夫です!』

そう言って、王子の手を振りほどく

ま 「あっ!」

そして、お弁当を持って走った

さ 「ちょっ!」

走って、走って…

屋上に着いた

『はぁっはぁっ…』

王子の前で、あの時のことを思い出しちゃうなんて…


? 「悪役になってくれてありがと♡これから…

頑張ってね?」

くすくすと笑う彼女は、とても不気味で、恐ろしかった

なんで、あんなのことになっちゃったのかな
___________

まふまふside

ま 「早く!追いますよ!」

そ 「ちょ、まっ…」

そらるさんたちを連れて、走って行く彼女を追う

あの時の彼女は、少し、いや、ものすごく顔色が悪かった

心配になって声をかけたけど、すごく、怯えているような…

僕は息切れをしながら彼女を追った
_______

ま 「着いたっ…!」

やっとの思いで着いた屋上

そこには、倒れている彼女の姿があった

う 「えっ」

さ 「大丈夫か!?」

嘘…なんで、倒れてるの?

やっぱりあの時何か…

僕たちは、軽すぎる彼女を保健室まで運んだ

そ 「あの、大丈夫なんですか?」

保 「ええ、大丈夫よ、少しすれば起きると思うわ」

ま 「よかった…」

う 「そろそろ俺ら戻らないとだぞ」

さ 「俺ここにいるー」

そ 「お前はサボりたいだけだろ」

さ 「あ、バレた?」

ま 「ほら、早く行くよ。じゃあ、お願いします」

保 「はーい。」

? 「わぁ、王子が揃ってどうされたんですかぁ?」

ドアを開けると、横から声をかけられた

ま 「わっ!」

そ 「びっくりした…てか誰…?」

う 「なんでここにいるの?」

さ 「もしかして君もサボり!?」

“も”って…サボってないでしょ

? 「違いますよぉ〜、Aちゃんの様子がぁ、気になってぇ」

ま 「あの子の友達?」

? 「違いますぅ」

そ 「名前は?」

華 「華音でぇす」

殺して 5 まふまふside→←殺して 3 そらるside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (279 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
814人がお気に入り
設定タグ:まふまふ , そらる , 歌い手   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

どうぶつ(プロフ) - やばい!!!泣けた!!! (2018年8月3日 23時) (レス) id: 07d0afdaa9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - とても良かったです! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 紅蓮さん» 返信がものすごく遅れてしまって、本当にごめんなさい!ありがとうございます! (2018年7月4日 23時) (レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮 - 一話から見てて面白いです。頑張ってください! (2018年6月8日 17時) (レス) id: fa1bbbe3ca (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 映月さん» 返信が遅れてしまい、申し訳ありません!ありがとうございます!! (2018年5月11日 23時) (レス) id: df76df93db (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:織姫 | 作成日時:2018年3月5日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。