夢見るシエル荘４章 (ページ29)

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＃117 【おかしい】ページ29

#You side

ちゃかが、おかしい

なぜだ。

さっきから話しかけてもそっけない
何かで怒らせた？

私、何かしたかな？

いや、思い浮かばない

『ねえちゃか。』

宮「なに」

冷たい
眠いのかな？寝起き悪いもんね

いや、もう起きてから７時間は経ってる

『なんでもない』

そうか、そっちもそうならこっちもそうしてやる

無理に話しかけるのをやめてるいくんとお話しをする

清「これ、ありがとう凄く面白かった」

『ああもう読んだの？早いね～るいくん本好きなんだね』

清「うん、好きだよ」

私のことをまっすぐ見て言うからドキッとしちゃう
私いつからこんなちょろくなった？

『あ、うん。そっか(笑)』

清「なんか元気ないね？」

『そうかな』

清「俺、笑ってるAちゃんの方が好きだな～」

『はは、ありがとう。るいくんて優しいね』

清「それが長所かな(笑)」

『他にもたくさんあるでしょ！』

清「え～じゃあAちゃんが一緒に探してくれない？俺の長所」

『もちろん！てか、そんなのたくさんあるよ？身長高いし、顔もかっこいいし、優しいし、
　面白いし、頭もよさそう。その髪型似合ってる。』

清「最後のは長所？(笑)」

『う～んなんでも似合っちゃうっていう？』

清「なんだそれ(笑)でもありがとう」

『いいえ～』