夢見るシエル荘４章 (ページ3)

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＃Kaito.Mi ページ3

#Kaito.Ma side

２階のAの部屋に行く
入るのは２回目だ。

そっとベットにおろし背伸びをしようと立ち上がると

グイッと服をつかまれる

宮「あれ、起こしちゃった？」

『ううん。ありがとう。ごめ』

宮「はい謝らない。俺は大丈夫だから。それよりご飯はどうする？」

Aは首を横に小さく振る

宮「そうか、じゃあお肉だけキープしてくるな(笑)」

『うん、ありがとう。ねえちゃか』

宮「ん？」

そのまま黙ってしまう。
ベットの上でちょこんと力なく座るAの目線に合わせてベットの縁に腰掛ける

宮「そうした？」
顔を覗き込み

そしてゆっくりと頭を撫でる

すると、
宮「おっう」

ぎゅっと弱い力で抱き着いてくる
そのまま俺は抱きしめる。

宮「大丈夫。俺が守るから」

『うん』

宮「もう少し一緒にいようか？」

『ううん、少し休む。ちゃかはご飯たくさん食べて？』
ゆっくりと俺から離れる

宮「わかった。うん、ありがとう。何かあったら呼んでね？」

『うん。ありがとう』

今そっとしておいたほうがいいのかもしれない
そう思いAをベットに寝かせてから部屋を出る

―――――――――――――

宮「はぁ。どうすっかなこれから」