セブルスの姉は○○に恋をする。 (ページ8)

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ｼﾞｪ「文句があるのか？」

ｾﾌﾞ「いや

君が頭脳派より肉体派がいいならね──」

この子、絶対嘲笑ってるわね。

『もぅ、セブ、やめときなさい』

やっぱり、姉として止めないと！

すると、ジェームズ君が私に気づいてくれた。

ｼﾞｪ「おやおや、君はさっきの･･･」

『ええ、さっきはどうもありがとう』

ｼﾞｪ「たいしたことないさ。

ところで君･･･」

『Aよ。スリザリン3年生！

この子の姉なの。』

セブルスの肩を私の方に引き寄せながら、自己紹介をすると、ジェームズの表情は、さっきよりいくらか冷たくなった。

ｼﾞｪ「君もスリザリンか･･･」

『あら、いけない？

あなたもそういうことを気にするくちなのね。

私は、そんなの気にする方が馬鹿だと思うわ』

ｼﾞｪ「別に、いけなくないけど･･･ちょっと意外だったんだ。」

そう言ってジェームズは私から視線を外し、再びセブルスへと戻す。

ｼﾞｪ「君は、どこに行きたいんだ？」