夏までに青春するって言ったけどできなかったから冬までに延長する。

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じゅりサイド









……どうしたんだろう。


俺は首を彼女の座って居た椅子に向ける。





立ち上がりっぱなしで彼女の几帳面な性格には似つかない。

いつもならどんなことがあっても引きっぱなしにはしないし。



…って、そんな小さなとこまで観察するとかキモすぎるな、俺。





でもなんであんなに機嫌が悪かった？



１時間目の社会では、宿題忘れて舞花に教卓で写させてもらってたし(え)

２時間目の体育では、持久走無理ーー！！って言いながら１.５ｋｍを５分で走ってた。(凄)

３時間目の数学では、しょっぴーに指名されて大声で頭いい阿部くんに答え聞いてた。(勇者)

４時間目の国語では、教室の真ん中と端で会話してたし。(強)




昼休みに入るまでの４時間は穏やかだったし元気だったはず…なのに。







ジェシー先生もみんなも、普段は落ち着いている彼女が声を荒げた瞬間、びっくりだった。


出て行った時も驚いて１分くらい授業は進まなかった。






……もしかして。


俺が昨日告白したせいで、無駄に意識してしまってるんじゃ。








樹「……ごめん俺も早退する！」







そんなん考えたら追いかけるしか選択肢なくないか？


そのまま勢いに乗って立ち上がると、ロッカーにカバンを取りに行って教室のドアを開けた。







まだ遅くはないよな？


そう思って確認のために窓から覗くと、そこには驚愕するべきことが見えた。





樹「は、なんで……」








仲良さげにチャリを2人乗りしてる姿。


きょもとA。すぐに見た目て見当はついた。









俺、なんでこんな恥ずかしい勘違いして。

俺はいまいちばんの恥ずかしいやつだ。




両思いなわけないよなーー

そりゃそっか






樹「帰ろ」







すぐさま脳内で行き先を変換する。





そのまま俺は階段を降りた。









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史上最悪の勘違いをした樹くん。



あ、お久しぶりですぽむりんこむです！！ちょりっす！テスト２日目だよ！(勉強しろ)





テスト期間ということもあり投稿頻度落ちてすみません。

前々からも亀更新のくせして。





とりあえず今伝えたいのは


赤い星！うえい！ジェスカラー！！おめでとうですね！！








ということでこれからも、『夏冬』をお願いします！(略しすぎた)









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