3話 【リクエスト】〜豚汁〜 ページ20
唐突ですが、みなさんに質問です。豚汁は好きですか？僕は汁物系で1番好きです。
今日の夜ご飯は豚汁と前々から決めていたA。周りに花が見える程に機嫌が良かった。
『うへへ、豚汁〜…ふふ、ふふふ…』
周りから見たらニヤニヤしている不審者だろう。他の生徒は遠目から見るだけであって一切Aに近づこうとしなかった。
そんな中、Aに近づく影が1つ。
ﾗｷﾞｰ「おやおやAくんじゃぁないっすか。」
話しかけてきたのはサバナクロー寮のラギー。彼の両手にはたんぽぽが沢山ある、何故たんぽぽ。
『あ、どうもですラギー先輩。』
ﾗｷﾞｰ「公共の場でそんなだらけきった顔して…通報されても知らねーっすよ？ずっと見てたんすけど周りの反応に全然気づかないから面白かったっすねぇ。」
おちょくりに来たのかこの人は。というか、そんなにだらけていたのか。ずっと見てたんなら早く教えてくれ。
『それならそうと早く教えてくださいよ…。』
ﾗｷﾞｰ「いやぁ、面白もん見れたんでつい。」
全く悪びれないラギー。くそ、耳としっぽモフり倒したろか。僕のモフりスキルを甘く見るでないぞ、ラギー先輩。
ﾗｷﾞｰ「そういや、なんでニヤニヤしてたんすか？」
掘り返すのか、この先輩は。
『別に…久しぶりに好きな料理を食べれるので楽しみにしていただけです。』
ﾗｷﾞｰ「好きな料理？どんな料理なんすか？」
『豚汁です。僕の故郷の料理で豚肉と野菜を煮込んで味噌で調味したものです。』
ﾗｷﾞｰ「へぇ…。」
豚汁の説明を軽くするとラギーは顎に手を当てて考え始めた。
何か嫌な予感がする。物凄く面倒なことになる気がする。そうなる前に早く逃げなければ。
急いで逃げようと回れ右をするが、時すでに遅し。ラギーに肩を掴まれ米俵のような持ち方をされる。
『…ラギー先輩？離してくれませんか？』
ﾗｷﾞｰ「それは無理なお話っすねぇ。その豚汁ってのが気になるんでサバナクローで作って欲しいんすよ〜！」
『はぁ？！嫌ですよ、離してください！』
何故サバナクローで作らないといけないのだ。お断りに決まっている。ジタバタと暴れて逃げようとするが、獣人…尚且つ男であるラギーに力では及ばずそのまま寮に連れていかれた。
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志乃 - 寿司、寿っ司しいいいいいいい!寿司を頼む!ｼﾞｭﾙﾘ(ﾟдﾟ) (2021年7月16日 21時) (
レス) id: deef3a892d (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます。さぁ…何処でしょう笑 (2021年1月1日 12時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 監督生の故郷てっ、青森じゃないすかっ (2021年1月1日 10時) (レス) id: e4b29fda60 (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - リナリアさん» コメント、リクエストありがとうございます。2回目だなんて嬉しくて飛び上がりそうです笑。少し時間かかると思いますが、更新頑張りますので少々お待ち下さい。 (2020年11月14日 13時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
リナリア - リクエストの2回目はありなのかわかりませんがありでしたら、ポムフィオーレの3人と釜飯のストーリーお見てみたいです！むちゃぶりですいませんがよろしければお願いします!愛読させていただいてるので、更新頑張ってください！ (2020年11月14日 12時) (レス) id: 5ab9e877b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年11月3日 21時
