2話 後日談 〜女王様の思い〜 ページ16
ﾘﾄﾞﾙ「よく来てくれたね、A」
どうも、授業が終わったらリドル先輩に呼び出されたAです。現在、僕はハーツラビュル寮のリドル先輩の部屋にいる。どうしてこうなった。
答えは簡単だ。それは遡ること数時間前のことである。
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僕はいつも通り授業を終え、寮に帰る支度をしていた。
ｸﾞﾘﾑ「A！早く帰ってツナ缶食べたいんだゾ！」
『分かったから…お願いだから静かにして。』
そう、ここまではいつもの日常だったのだ。
ｹｲﾄ「やっほ〜！Aちゃんいる〜？」
僕らの教室に突如現れたケイト先輩。3年生がわざわざ1年のクラスに来るなんて誰も思っていなかったのだろう、クラスは騒然とした。
『え、あっはい！Aちゃん居ます！』
急な呼び出しで不思議な返事をしてしまう。『やらかしたっ』と思い手で顔を覆い顔を隠す。
ｹｲﾄ「あはっ、何その返事ウケる〜！」
『もう、良いじゃないですか！それでなんの御用で？！』
恥ずかしさ故に開き直った言い方で要件を問う。あぁもう恥ずかしい。穴があれば入りたい。いっそ嫌がらせでハーツラビュル寮に大きな穴を掘ってやろうか。
ｹｲﾄ「ごめんごめん。実は、リドル君にAちゃんを呼んで来いって言われたから来たんだ。」
……何故呼んでいるんだ。
今度こそなにか粗相をしたのだろうか、グリムが何かやらかしたのだろうか。あぁ、考えただけで頭が痛くなる。額に手を当て、下を向く。
『あの、なにかしたんでしょうか…すごく行きたくないのですが。』
ｹｲﾄ「ん〜、それが俺もわかんないんだよね…まぁ何とかなるんじゃない？」
他人事のように笑いながらこちらを見る。いや他人事だからいいのだがもう少し心配をして欲しい。後輩が可哀想だとは思わないのか。
『うぅ…何とかならないかもしれないじゃないですか…行きますけど。グリム、行くよ………グリム？』
せめてグリムを道連れに…と先程グリムがいたところを見るとどこにも居ない。何処だ、何処に行った。
ｹｲﾄ「グリムちゃんならさっき帰っていったよ？」
あいつ、僕を見捨てたな。普通助けようとは思わないのか。絶許である。ケイト先輩ももっと早く言って欲しかった。
だが、終わってしまったことを嘆いても仕方がない。今日の夜ご飯はツナ缶無しにしよう、そう心に決めて荷物を持ちケイト先輩と一緒にハーツラビュル寮へ向かった。
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志乃 - 寿司、寿っ司しいいいいいいい!寿司を頼む!ｼﾞｭﾙﾘ(ﾟдﾟ) (2021年7月16日 21時) (
レス) id: deef3a892d (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます。さぁ…何処でしょう笑 (2021年1月1日 12時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 監督生の故郷てっ、青森じゃないすかっ (2021年1月1日 10時) (レス) id: e4b29fda60 (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - リナリアさん» コメント、リクエストありがとうございます。2回目だなんて嬉しくて飛び上がりそうです笑。少し時間かかると思いますが、更新頑張りますので少々お待ち下さい。 (2020年11月14日 13時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
リナリア - リクエストの2回目はありなのかわかりませんがありでしたら、ポムフィオーレの3人と釜飯のストーリーお見てみたいです！むちゃぶりですいませんがよろしければお願いします!愛読させていただいてるので、更新頑張ってください！ (2020年11月14日 12時) (レス) id: 5ab9e877b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年11月3日 21時
