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俺だって… -ダーマ- ページ9

今日は私とダーマが付き合って1年記念日。


でも、特別予定を立てていた訳でもなく


いつも通り、彼は撮影に行っている様で…。


既に半日が過ぎようとしている。


携帯画面を見つめ、
ひたすら待ってみるも
彼からの連絡が来る事無く、今に至る。



結衣『…記念日とか、興味無さそー。』


小さく溢れた笑みは乾いていた。


自分から連絡するのは気が引けた…


( そういうの、重いわ。 )


なんて事言われたら、


結衣『立ち直れない…よ。』



すると突然携帯が鳴り出した。

液晶画面を確認すると、


結衣『え…ザカオくん!?』


不思議に思い、
私は通話ボタンを押した。


ザ「あ、俺だけど…」


結衣『うん、ザカオくんでしょ?どうしたの?』


ザ「いや…、その……」



あれ………

なんか………

もしかして………



結衣『………ダー、マ?』



電話の相手は歯切れは悪いが紛れも無くダーマの声だった。



結衣『え、…あ、ど…』



私が驚き言葉詰まらせていると、


ダ「悪い!」


結衣『え!?がっ…どうし


ダ「撮影中に携帯落として、今ザカオと修理出して来たとこなんだよ!だから……その、…せっかくの…記念日、」


あぁ…
私は馬鹿だった。



結衣『許してあげない。』



ダ「っ…。」



結衣『今すぐ会いに来なさーい!』



ダ「なっ、…クソ!直ぐ行くから、首を洗って待ってやがれ馬鹿野郎!」



結衣『おうおう、待っててやるよー!仕方ないからね!』


そして私は小さく呟いた。


結衣『だから…早く顔を見せてよ。』



思わず嬉し涙が溢れた。




ダ「俺だって……早く会いてぇんだよ。」



そう言い残すと、
俺は電話を切り、ザカオに携帯を返し、
一目散に結衣の元へ駆け出した。


ダ「あー…仕方ねぇから、ケーキでも買ってってやるか!」


柄にも無く大きな独り言を溢しながら、
俺は彼女の元へ急いだ。

君しか居ない -ザカオ-→←大好きだぁ! -ぺけたん-



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作品ジャンル:恋愛
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来響 - あぁぁぁあダーマ様ぁぁあやべっニヤける (2019年1月10日 17時) (レス) id: 46c572a747 (このIDを非表示/違反報告)
雷響 - 面白いですね!特にモトキvsダーマがにやけてしまった(笑) (2019年1月7日 20時) (レス) id: bea9aaf5eb (このIDを非表示/違反報告)
恋(れん)@ウオタミ/ノエラー(プロフ) - あにゃさん» あぁあ…ありがとうございます。更新頑張ってくださいね!まぁ、私は…更新亀さんなので…wwファイトです!! (2018年3月31日 12時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - 恋(れん)@ウオタミ/ノエラーさん» あぁー!!ティッシュティッシュ!笑!喜んで貰えて嬉しいです!!また更新頑張ります!! (2018年3月31日 9時) (レス) id: ef7b29524b (このIDを非表示/違反報告)
恋(れん)@ウオタミ/ノエラー(プロフ) - お、お…王様ゲーム………あ、ちょ…だ、誰かティッシユを……鼻から赤い絵の具出てきたよ…((満面の笑み (2018年3月31日 1時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あにゃ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年3月18日 3時

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