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刃を鞘にしまう時は、刃を上にして…
というか刀が大きいから体スレスレだ。
「やめろ！！」
手をガシッと掴まれた。
顔を上げれば、めちゃくちゃ怖い顔をしている鶴丸がいた。
なんでそんな怒ってるの。美人が起こるとすごい怖いんだよ！
「なんであんなことをしようとしたんだ！」
あんなこととは…。刀を鞘にしまおうとしたこと？でも普通のことだし。ということは、勝手にここから出ようとしたことか。
でもお礼をするためには
「そうするしかないと思ったから。それにそれしか今の私が出来ることないので」
他に特にお礼に出来ること思いつかないしなーと思って少し困った顔をしてしまう。そんな顔に似合わず、美人のあまりの気迫に声が震えてしまった。にしてもさっきから震えすぎな気がするけど、どうにも抑えが効かない。
因みに視界が少し滲んだのは気づかないふりをする。知らないったら知りません。
「そんなことしなくていいんだ！お願いだから、そんなことしないでくれ。今、君がすることは一刻も早く怪我を治すことだ」
なんで、そんな鶴丸さんが泣きそうな顔してるんですか。そんなに、ここから出るのもダメだったか。
それにこれくらいの怪我、あまり痛くないから、見た目はひどいけど出陣するには問題ないかと思う。
それに、怪我を早く治すよりも早く私が消費してしまった資源を取り戻さなければ____________。
鶴丸さん、せっかく怪我を直せって言ってくれたのにごめんなさい。
「ごめんない。でも偽物(中身は私だし)なのに、手入れしてもらったんです。だったらそれなりの対価を支払うのは当然でしょう。だから(戦場に)行かせてください。」
「っっ君は偽物なんかじゃない！絶対に行かせない！！」
ちょっと鶴丸さん！？
否定する間もなく、さっきまで掴まれていた手をぐっと引かれぎゅっと抱きしめられる。
いや、なんでなんでこうなった！刃危ないから！それに汚れるし。しかも無理無理近い近い！
必死に離してもらおうと、刀が当たらないようにして体をよじったりして抵抗する。
「落ち着け。大丈夫だから。」
赤子をあやすように優しい声が降ってくる。
全然落ち着けないし、大丈夫じゃない！私大太刀だよね？力的には勝てると思ったんだけど…、全然ビクともしないんだけど、鶴丸さん。
背後に鶴丸さん以外の気配を感じて、背後を振りえろうとしところで、意識が途切れた。
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林 - よっっしゃゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!更新されとるでぇぇぇぇ!!!!!続きすっごく楽しみにしています!御忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください! (2020年9月5日 0時) (
レス) id: a938136fc3 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ふぉぉぉぉ！！更新されとる！！やった！更新お疲れ様です！！続き読めて嬉しいです！有り難う御座います！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: a576ecff6a (このIDを非表示/違反報告)
もち米(プロフ) - かなさん» コメント、ありがとうございます！返信もなにもかも遅くなってしまって申し訳ないです。このお言葉を糧にして、なるべく更新を頑張っていきます！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: 85fb984252 (このIDを非表示/違反報告)
かな - え？こんなところで終わりです？まだ何も始まってないですよ？この小説好きなので、ゆっくりでもいいですから、更新お願いします。 (2019年9月20日 1時) (レス) id: d7e3d4614a (このIDを非表示/違反報告)
和菓子(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さん、コメントありがとうございます！展開が遅くて申し訳ないのですが、続きが気になると言っていただけるなんて。応援力出ました。少しでも更新が早くできるよう頑張っていきます！ (2019年6月17日 0時) (レス) id: 4dc34b2f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち米@前は和菓子 x他1人 | 作成日時：2019年5月3日 1時
