０１１．よくわかんないけど―… ☆風丸ＳＩＤＥ☆ ページ12
貴「でねでね！その後主人公が…」
風丸「さっきからそのドラマの話ばっかりだな＾＾；」
貴「だってだって！面白いんだもん！一郎太も、見たらハマるよ！」
どうやらAには、興奮すると同じ単語を２回繰り返す癖があるらしい。
『でねでね』、『でしょでしょ』、『みてみて』など。
…でも、そんなところも可愛らしい。
って、俺！！なんでこんなにAのこと…
まさか…俺ッ…！
貴「た…ろうた…一郎太ッ！」
風丸「ハッ))ぁあ、ごめん…」
貴「もぉっ、何回呼んだと思ってるの？」
風丸「悪い。ちょっと、考え事＾＾」
貴「あ、僕、もうこれで＾＾」
風丸「あぁ。また明日な＾＾」
離れたくない…
俺にとって、精一杯の笑顔を見せたつもり…なんだけど。
貴「え…？」
気が付いたら、体は勝手に動いていた。
風丸「っ…離れたくない…」
貴「え、いっ…いち…ろうた…？」
風丸「…よくわかんないけど、俺…Aが、好き…なのかもしれない…」
貴「！！////////////」
風丸「…ごっ…ゴメン！急に変な事言って…//////
わっ…忘れてくれ！また明日ッ！！/////////」
貴「ぁっ、一郎太！！/////」
俺は走った。
家に向かって、全力疾走。
恥ずかしくてたまらなかったから。
早く、自分の身を潜めたかったから。
何で俺…
あんなこと言っちゃったんだろう。
忘れてくれって、絶対忘れられないよな…
迷惑かけてはいけない人に、迷惑をかけてしまった。
Aは漫画家で、常に締め切りに追われているのに。
俺は…何も出来ないのに―…
風丸「はぁっはぁっ…//////」
流石に距離がありすぎたのか、
俺の体力は底を尽きる寸前だった。
…まだ顔が熱い、赤い。
走っている最中、雨が降っていた。
この顔の赤みと熱さは、さっきの出来事のせいではなかった。
もっと別の、辛いものだった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ｶﾅ - 期待するよー♪面白いもん！！ (2010年12月20日 20時) (携帯から) (
レス) id: 932d3fcb36 (このIDを非表示/違反報告)
風丸☆夏夜乃 - 期待してくれて、ありがとね☆ (2010年12月20日 17時) (レス) id: 4153ef457b (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾅ - 夏夜乃よろしく(^-^)/楽しみしてるよっ・３・ (2010年12月19日 19時) (携帯から) (レス) id: 932d3fcb36 (このIDを非表示/違反報告)
風丸☆夏夜乃 - 夏夜乃（かやの）でいいよ！これから宜しく＾皿＾ (2010年12月19日 13時) (レス) id: 0d68e0214b (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾅ - うちは風丸☆夏夜乃sのことなんて呼んでいぃ？？ (2010年12月19日 12時) (携帯から) (レス) id: 932d3fcb36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風丸☆夏夜乃 | 作者ホームページ：http://akaseu@k.l@@ho
