【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。其の弐

陸拾弐話 ページ17

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『誰からの手紙だろ…』







私宛に手紙を書く人なんて居ただろうか


前田さんとか後藤さんなら鴉を寄越して連絡を入れてくるし…


疑問に思いながらも送り主をみると、そこには懐かしい名前が記されていた







『凛ちゃん…』






＿＿＿拝啓


穏やかな小春日和が続いておりますね。
そちらはいかがお過ごしですか。

さて、Aがこちらを巣立って三年もの月日が経ちました。たまにはお顔を見せてくださいよね。

こちらに参った際には小葉ちゃんのもとにもいらしてください。きっとAの事を笑顔で迎えてくださいますよ。任務の合間にでも来てくださいね。

美味しいお茶菓子用意しときます。


敬具
大正＿＿＿年＿＿月＿＿日

栢木凛
成海A様
貴下＿＿＿＿＿＿







『もう三年経ったのか…』







鬼殺隊に入ってから一度も里には帰っていない


忙しかったのもあるけど、なんだかんだ理由をつけていくうちに顔を出す機会を失ってしまった








『せっかくだし、今度顔を見せてみるか』







凛ちゃんがお手紙をくれたのだし、そろそろ帰ってみることにしよう







「Aさん、」

『炭治郎くん、起きたんだね』

「はい、あの、俺……」

『謝るとかそういうのなしだからね』

「！！」

『誰も君が謝ることを望んでいない、もちろん私も。それに今回の任務で君の責任が問われる所もない』

「でも、」

『もー、長男でしょ！この話はおわり！どうせ、今から煉獄家に行くんでしょ？』

「なんで知ってるんですか？！」

『あの時ちょっと聞こえたの。ほら、はやく行かないとしのぶさんに怒られちゃうよ〜

はい、行った行った』

「Aさんありがとうございます。」

『！どういたしまして』








この後、炭治郎くんの失踪を知ったしのぶさんが拳をぶんぶんしてたとか、私は知りませんよ？









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お手紙の所は結構適当かもです…



多少間違っていてもスルーして下さいm(_ _)m

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