37話 ページ38
その日の夜。
男子トイレから叫び声が聞こえた。恐らく菅原さんの。
『ちょ、何何？！！』
清水「あ、烏野の部屋行った……ちょっと見てくる」
好きな人だもんね！
私も行くと、菅原さんが澤村さんに泣きついていた。
菅原「ととと、トイレになんか居たァ！！」
澤村「冗談に聞こえないからやめろ！実際昨日出てるんだから！」
菅原「冗談じゃねぇよ！なんかトイレの鍵掛かってないのにドアあかない所があって、それで中覗いて見たら火の玉が大量に浮かんでて！！」
清水「覗くとか最低……」
『お姉ちゃん今気にするのそこじゃないよ』
どう考えても火の玉の方でしょ。
日向「ななな、なんだよそれ怖い………寝れない」
菅原「なっ、なら一緒に寝るか？！ほらこっち来い日向！！」
月島「プライドとかは無いんですか」
まぁまだ菅原さんと翔陽だから微笑ましいけど、黒尾さんと木兎さんとかだったらキモイよね。
清水「もういいから、早く寝よう」
『そだね、怒られるし。じゃあねー』
センラside
気付くと、青緑色に濁った水の中に浮いていた。
夢の中なのか、水の中に居ても息が苦しくないし目も痛くない。
しばらくじっとしていると、肝試しの時見た女の子が落ちてきた。
女の子はどんどん沈んでいく。
センラ「ちょ、おい！大丈夫なんか？！」
俺もその子を追い掛けて沈んだ。
沈んでいくにつれてどんどん壁が岩のようにゴツゴツしてきて、体に当たる度めちゃくちゃ痛いし傷が何ヶ所もできた。
ふと女の子の顔を見ると、岩に裂かれたのか口は耳まで裂けていた。
思わずゾッとする。
道理で水に赤色も混ざってきてたんだ。
底に辿り着いても、夢から覚めない。
センラ「……なぁ、君大丈夫か？」
[………く、るしい……]
声が届いていない。
[もうやだ……上がれないなら早く死んじゃいたいよ]
女の子は手探りで鋭く尖った石を拾い、何度も自分の目を刺した。
どんどん血が増えて水が真っ赤になる中、何かが光を反射して光った。
あれが、あの子が落とした鞠なんだろうか。
手を伸ばすも一瞬でその光は汚い水に掻き消されて、意識が消えた。
うらた「おーいセンラー、起きろー」
センラ「ん……？」
やっぱり夢か。
まふ「ちょっと霧が晴れてきたし、帰れるといいなぁ………」
確かに霧は昨日より薄くなっていた。
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ねじる(プロフ) - コレ、ネタあれですよねっ！何か、6校合同肝試し的な同人誌のヤツ！！ (2019年6月29日 16時) (
レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 2年がネタい手ばかりな件についてwww (2019年6月13日 23時) (レス) id: 0529014bb4 (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ。(プロフ) - 雷華さん» はい、有難うございます！！ (2019年5月14日 5時) (レス) id: a0ef61b42b (このIDを非表示/違反報告)
雷華 - きさらぎ。さん» レス遅れてすみません！私は、全然かまわないですよ！ですが、占ツクのアプリ？とかをいれれないので、設定などはここに書き込んでも良いですか？あ、もちろんきさらぎ。さんが決めても大丈夫ですよ！ (2019年5月13日 23時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ。(プロフ) - 雷華さん» わかりましたっ！！これからもよろしくお願いします。突然ですがお願いです。雷華さんを主人公の友達役で出してもいいですか？ (2019年5月12日 21時) (レス) id: a0ef61b42b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きさらぎ。 | 作成日時：2019年5月7日 22時
