3話 ページ4
二宮side
あぁもう、Aって子押し切られそうになってるじゃん……！
と言うか徹は何を考えてるの？！
邪魔しに行きなよどう考えても嫌がってるから！！
└( 'Д')┘ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｼﾞﾚｯﾃｪｴｴｴ！！！←
ﾄﾞﾝｯ
………え？
何かスローモーション見たいになった感覚に違和感を覚え、後を振り返ると
何故か徹がこっちに倒れ込んでいた。
つまり
バランス崩したの？この状況で？！？！
ﾄﾞｻｯ
徹が倒れたせいで私も巻添え喰らい、徹が私を押し倒すような形で倒れ込んでしまった。
私達さ、壁の影のホンットギリギリにいたんだ。
そんな状態でこの体制になったらさ
『……なっ………』
「……え、先輩？！」
バレるよね！！だよね！！うん知ってた！！
どうしよう、どうやって誤魔化そう。
『及川、彼女いたんだ。でもこういう所でいちゃつくの良くないと思う』
及川「ち、違うから！！これ誤解！！」
『……あの、大丈夫ですか？貴方思い切り頭打ってましたけど』
そう言って私を助け起こしてくれた里美ちゃん。
ヤバい…噂通りイケメソだぁ……
二宮「いや一には劣るけどね？！」
『何がです？』
ヤバい声に出ちゃったよ……
と言うかこれさ。
間違いなく誤解されたよねぇ……？
貴方side
……やっぱりだ。
及川があの人を押し倒した時凄く嫌で辛い気分になった。
これが恋愛とかそういうのなの？
でも及川は彼女居る。
恋は如何しても譲れない物とか後輩が言ってたけど
自分の好きな人にはもう他の大切な人がいて
その幸せを態々壊す位なら
私一人が抑えて忘れようとすれば
万が一及川が私の方を選んで二宮さんが傷つく事も
振られて2人が気まずくなった上に私がショックを受ける事も
どっちも無くなるんだ。
……何だ、私が伝えなければ誰も傷つかないんじゃん。
いっそ……いっそこんな気持ちは居なくなればいいのに
どうせ変わらない、このまま何だから。
結衣side
可笑しいな。
『及川さん、スポドリどうぞ』
及川「えっ？な、何で敬語……」
距離広がってるし、呼び方がさん付けと敬語に戻ってる。
何があったの……
試しにAさんに好きな人の話題出してくるか。
結衣「Aさんに聞きたい事があるんですけど、好きな人とか居るんですか？」
『居るよ』
……え、自覚してる！
やったァ！！
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おかか - 面白いです！いやぁ、拗れに拗れてどうなるのか楽しみです！更新頑張ってください！待ってます!!!! (2020年7月31日 22時) (
レス) id: 0ecde9d0b0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむめる - めっちゃたのしいです！ (2020年5月12日 4時) (レス) id: e85c9710e6 (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ。(プロフ) - 狛犬さん» 勿論です！コメント返せなくてもちゃんと見てますからね〜(●´▽`●) (2019年9月11日 20時) (レス) id: a0ef61b42b (このIDを非表示/違反報告)
狛犬 - 面白かったです！ 更新頑張ってください！ (2019年9月11日 17時) (レス) id: 7685bdfe15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きさらぎ。 | 作成日時：2019年9月6日 21時
