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不可抗力【倖月儚羽/アカツキ@VII】 ページ42

倒れている少女を視界の隅に留めながら、青年は尚も俯いていた。
しかし、突然ウイルス遣いの少女に声を掛けられた。ぼーっとし過ぎていたようで、音が聴こえていなかった。
また動いているということは、何かするつもりなのだろうか。そう訊ねようとして、ふと気付いた。彼女は死んでいた筈だ。何故此処にいる。

「お前…死 んだんじゃ」

「…うん。私は、其処に居る天秋に食べられた」

「…すまん」

彼女はくすくすと笑って、いいよ、と言った。鬱々しいね、とも。はっきり言う者は嫌いじゃない。むしろ、こそこそする輩より好感が持てる。
彼女は青年が座るベンチの背もたれに立った。危ない上に、其処は立つ場所ではない。そう言えば、生真面目だと言われた。当然のことを言っただけなのに。解せない。
突風が吹いた。ふわりと彼女のスカートが舞い上がった。咄嗟に顔を背けたが、少しだけ視界に映り込んだ。……忘れよう。それがお互いの為だ。
何があったか少女も気付いたようで、気まずい沈黙が流れる。
しばらくしてから、他の能力者達がいるというホテルを教えてもらい、其処に向かった。彼女が何処に行くのかは、気にしても無駄だろう。
ホテルに入ると、男装の少女と霊媒師の少女がいた。周りは少し荒れている。此処でも騒動があったらしい。
よく分からない状況の中、男装の少女が何故か分裂した。どういう原理なのだろうか。
それから、黒幕の話。彼女の先祖がオークションを始めた、と。

「つまり、怜加さんのご先祖はとんでもない悪代官…ゲス野郎だったのね?」

霊媒師の少女がさらりと言った。
案外口が悪かった。少し驚いて見つめていたら、心外そうにされた。
少女らは手近な部屋で休み始めた。青年も少し離れた部屋に向かい、ベッドに腰を下ろす。
眠りたい。しかし、今眠るのは得策ではない。
眠気を堪えながら、青年は虚空を眺めた。


┄┄┄┄┄
蓮さん、大丈夫ですよ。儚羽がギャグに使って貰えたの、結構嬉しいです。
天秋さんも、どうぞご自由にやっちゃってください。能力者なんて大体何でもありだと思っているので←

どなたでも儚羽を使っちゃってくださいm(_ _)m

論外【神崎怜加/omizu】→←つまり【神月いのり/ユウミ】



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ミコトまんじゅう.(プロフ) - (やべえ政府の所にはキャラの性格上行くのはあれだしな………大樹でのんびりします(((() (2月15日 15時) (レス) id: 910d2712c0 (このIDを非表示/違反報告)
天秋(プロフ) - いっぱいになりましたね〜!もう四章かぁ…早いなぁ…。 (2月15日 9時) (レス) id: f69f9f0f1e (このIDを非表示/違反報告)
蓮@雫3318(プロフ) - 更新しました!上限です。 (2月15日 9時) (レス) id: 57a1a02777 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@雫3318(プロフ) - 更新します (2月15日 8時) (レス) id: 57a1a02777 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - ミコトまんじゅう.さん» コハルちゃんも政府の所に来たら?((((( (2月15日 7時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:omizu x他2人 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2020年2月11日 23時

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