【リレー小説】この無慈悲な世界に能力で希望を【第三章】

つまり【神月いのり/ユウミ】 ページ41

あの、名も知らない男性がホテルへやってきた。

そして、なんやかんやあって元怜加さんと怜加さんは分裂した。

そういえば、この世界の黒幕って誰なの？
と思って聞こうとするとなぜか二人に怒鳴られた。

解せぬ。


まぁ、元怜加さん…略して元加さんの話を纏めると

「つまり、怜加さんのご先祖はとんでもない悪代官…ゲス野郎だったのね？」

私がそう言うと、場の空気が凍る。

あら、私なにか言った？

真実を述べただけよ。

某見た目と中身詐欺の探偵だって言うじゃない。

『真実はいつもひとつ！』

って。


「い、いのりって…そんな言葉使うんだな」

「……毒舌」

あ、そこなのね。←

「私だって、使うことはあるわよ。人間だもの」

なんだか、すごくひかれた気がする。

というか、こんなことしてる暇じゃない。

「怜加さん。先に休むわ。えっと…「儚羽」儚羽さんも休んでどうぞ」

私は、手近な部屋に入り浴衣に着替えた。

こっちの方が動きやすい。

身体も洗いたいけれど、何かあるといけないから我慢。


二人…いや、三人とも休んでるかしら。

――――――
前半ややギャグに走りました…。

不可抗力【倖月儚羽/アカツキ@VII】→←真実と脅迫。【叶胡天秋/天秋】

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