クリームソーダ。≪Kota.Y≫

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『さよなら〜』




先輩の声を聞いて、もう昼過ぎだということに気づく。









私もそろそろ帰ろう、もうすぐあの時間だ。




A「部長、私もそろそろ帰りますね」



「は〜い、じゃあまた明日暇だったらおいで〜」







グラウンドで部活をしているサッカー部や野球部を横目に通り過ぎていく。








私の1番好きな時間が待っている。







だんだん溶けてしまう、クリームソーダのアイスクリーム。





でも口に入れるとひんやり冷たくて。




ソーダの炭酸がしゅわしゅわと弾ける。









いつかクリームソーダの澄んだ緑になって、他の色に染められてしまいたい。





相手に染められてしまうような、レンアイがしてみたい。

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