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________相変わらずあの時から先輩は紳士的だった。
これが、私と先輩が初めてあった時の話。
A「あの時は傘、本当にありがとうございました」
薮「いや〜、懐かしいね」
A「でもなんで急にこんな話?」
薮「ん〜、なんでだろ、なんとなく覚えてるのかなって」
優しく微笑む先輩の横顔に
思わず見惚れてしまいそうになる。
A「さすがに一ヶ月くらい前のことは覚えてますよ〜」
薮「そうだよね、ごめんごめん」
全く申し訳なさそうに謝る先輩は
少しだけ意地悪だ。
A「でも、あの時傘忘れてなきゃこうして先輩と話をすることもできなかったんですよね」
『偶然って、すごいですね』
そう言うと、少しだけ寂しそうに笑ったのは気のせいだろうか。
薮「そうだね、でもよかったよ。Aちゃんが傘忘れてくれて」
可笑しそうにお腹を抱えて笑う先輩を
軽く叩く。
すると、わざとらしく痛がる先輩。
忘れ物だって誰だってするでしょ!
薮「も〜ごめんって、怒んないでよ〜」
さっきまでの態度とは違い、
しょぼんとする先輩に思わず笑いが溢れる。
紳士的な先輩も、
ちょっと意地悪な先輩も、
すぐに落ち込んじゃう先輩も、
私の好きな先輩だ。
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あーーーりーーー。(プロフ) - ミドリムシ。さん» 薮担なので、それもあると思いますが、笑でも、すごく面白いので楽しみです! (2018年2月22日 22時) (レス) id: 1afbe5fe27 (このIDを非表示/違反報告)
ミドリムシ。(プロフ) - あーーーりーーー。さん» コメントありがとうございます〜!とても嬉しいです(;_;)遅くなるとは思いますがどうぞよろしくお願いします<(_ _*)> (2018年2月22日 21時) (レス) id: d2a894649e (このIDを非表示/違反報告)
あーーーりーーー。(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます。 (2018年2月21日 21時) (レス) id: 1afbe5fe27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミドリムシ。 | 作成日時:2017年7月28日 16時