第2話 平安時代でした ページ3
『…あ、あべ？…あべのせいめい？』
あべのせいめい…安倍晴明って…
『お！、陰陽師！？』
晴「ほう、私を知っているのか…」
陰陽師って平安時代とかに術でおばけとかをやっつける…
『あの…』
晴「なんだ」
『ここって平安、ですか？』
晴「如何にも、ここは平安京であるが」
嘘…ここが平安時代ってことは、いわゆるトリップとかいう奴では…
つまり、帰れない！？…
『はぁ〜…そんな…』
頭を抱えるとはまさしくこのことだ
晴「頭を抱えているところ悪いが、Aよ」
『…はい？』
顔を上げて安倍晴明を見ると、彼はまっすぐこちらを見て言った。
晴「お前、どこから来た」
『えっ…』
どこからって…なんていえば……
晴「お前が着ていた服は少なくともこの時代のものではない。それにここは都だ。どこよりも繁栄している都でそのような服は見たことがない。ので、お前はこの時代の者ではない、と結論づけた。私の言っていることは、間違っているか？」
『いえ…』
晴「なら、お前はどこから来た」
まっすぐ私を見つめる目は綺麗だけど、こわい…
まるで獲物を捕らえる獣に見つめられてるみたい…
嘘なんてついても、すぐにばれるだろう
『今、何年ですか？』
晴「960年だが」
ちゃんとほんとのこと言おう…
『……わ、私は、約1000年後の未来からきました…』
私は、自分がどうしてここへきたのか話した
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コノハナ(プロフ) - 佝僂さん、コメントありがとうございます！応援して頂いて嬉しいです！できるだけ頻繁に更新していくので待っていてください(笑) (2021年6月27日 12時) (
レス) id: df4109551a (このIDを非表示/違反報告)
佝僂(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品に一目惚れしました(照)とても面白いので、いつまでも更新まってます！！無理しない程度にこれからも頑張ってください！ (2021年6月27日 8時) (レス) id: 1c770a8388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナ | 作成日時：2021年5月12日 13時
