【銀魂】ポーカーフェイス×ポーカーフェイス【沖田総悟】

お礼というより嫌がらせ ページ18

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「あー･･･疲れたぁ！」


髪をほどき、私服のままベッドに飛び込む。
今日は本当に疲れた。パシリや言いなりや･･･とにかく沢山命令された。

そしてあの写真の件。

真選組の人から何て言われるだろう･･･と内心ビクビクしている。
が、いざとなったらセコいかも知れないが妙さんに相談しよう。

そんなことを考えていれば、少し瞼が重くなる。
襲ってきた眠気に負けつつあるが、なんとか持ちこたえる･･･

そんな境界線をさ迷い続けていれば、インターホンが鳴り。


「少々お待ちくださーい･･･」


何で来たんだこのタイミングで、という不満は置いておき、スリッパで玄関まで急ぐ。
扉を開け、外の人物を確認しようかな･･･と思えば、いきなり滑ったカーペット。

叫ぶ間もなく、転んでしまう私。
ヤバい、と思ったそのとき。


「･･･っと･･･危ねェな｡」


「･･･ぅえ？」


ガッシリとした男らしい腕に支えられ、立ち上がればそこには憎き沖田さん。
「ありがとうございます」とお礼を言えば差し出された紙袋。

「迷惑かけたんだったら持ってけと土方が｡」


「･･･そりゃどーも｡」


なんでも、女の人から貰った和菓子らしい。
が、真選組はそういう物は攘夷志士の罠かも知れないからと食べないらしい。

毒でも入っていたら万が一だからだ。
･････とりあえず、思ったことを率直に言えば。


「私これ食べて死ぬ可能性あるの!?」


「ねェ事もねェ｡」

「あるんだね!?」


お礼というより、嫌がらせです、土方さん。

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