１４１話「メモリーダンス１」 ページ42
全員が捜索兼探索へ向かった所で...それぞれの入口の前に書かれたアトラクションの説明を見た。
【メモリーダンス】
【タメウチカードバトル】
【腕相撲ゲーム】
サ「うーん...
ソウさんって多分、頭脳派だと思いますし...１番可能性があるのは【タメウチカードバトル】ですかね？」
『どうだかなぁ...。
【腕相撲ゲーム】は絶対に無いとして、オレ達の裏をかいて...難易度の高い【メモリーダンス】の可能性もあるな。』
サ「それじゃあ、折角ですし...【メモリーダンス】の方に行ってみませんか？」
『そうだな。
物は試し...って訳だ。』
.
.
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右手側にある扉を真っ直ぐ進み、広くなった空間まで辿り着けば...ステージの様な場所が作られていた。
サ「先は...私に任せて下さい！」
『１番最初のアトラクションだ。
肩肘張らずに...目一杯、やって来い！』
ステージにサラが立てば...スポットライトがサラを照らした後、その隣にまっくろくろ......んﾞっ...単眼の黒いモヤが現れていた。
それと同時に...アナウンスによって、このアトラクションのルール説明がされた。
サ「私の準備は万全だ...！
かかって来い！」
そして...サラの合図と同時に部屋全体にポップな音楽が響き渡り、黒いモヤからは矢印の様な物が次々と飛び出して来た。
サラは...相手の動きをしっかりと見極めた後───
左にクルッ...と回転したと思ったら...その動きの後には軽快なステップを繰り出し、軽々と飛び跳ねてみせた。
その完璧な動きに黒いモヤはダメージを受けたみたいだが、まだまだ...！と言わんばかりに再び同じ様に身体から矢印を出していた。
もうすっかり手馴れたサラは...先程とは逆の右にクルクルと２回転した後、こちらを撃ち抜くようにして...指で引き金を引くみたいな決めポーズを決めていた。
それに合わせて...再びダメージを受けた黒いモヤは姿を消して行った。
サ「はぁ...タイガさん！！
どうですか！決まってましたか！！」
『ああ...完璧だったよ！
この調子で次の相手も魅了しちまえ。』
サ「え、あ...は、はい！！」
サラは一瞬キョドったが...
次の対戦相手が現れた事を確認すると表情を引き締め、相手の動きを見極める様にして...眼力を強めていた。
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伊豆花織(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！現在、続きが手に付かない状況になってまして更新ができない日々が続いてますが、今後も応援お願いします！ (2月12日 2時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです........ (2月11日 21時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - にしんさん» はい！再開させて頂きました！！引き続き更新を続けますのでこれからも見て行って下さい！ (12月12日 21時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
にしん - 更新再開されたんですね！ これからも応援してます！ (12月12日 19時) (レス) id: 8474802cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊豆花織 | 作成日時：2023年10月25日 18時
