１３５話「いない目撃者」 ページ36
ケ「...アトラクションか...
探してみる...？」
２人が景品交換所から居なくなった後、ケイジが口を開いたのに合わせて...オレ達はモニタールームの方に戻った。
.
.
.
『...！』
モニタールームに戻れば...１番左端のモニターがバキバキに割られていた。
レ「お...おい！
さっきまで何ともなかったよなぁ...！？」
ケ「...誰の、モニターかな...。」
サラやオレ達が周辺を見渡していた間に、ケイジがモニターの裏側を調べに行ってくれた様だが...そこに貼られていたはすの写真は無かったらしい。
『ミシマ、お前...そこにいたんだろ？
犯人は...目撃してねぇのか？』
ミシマなら...と思って問い掛けた。
ノエル、ハンナキーか...
ここに居ないヤツか...
それだけを確認したいだけだった。
しかし...
ミ［申し訳ありません。
見てませんねぇ...。］
そんな、胡散臭い...答えだった。
ナ「そう言えば...
ソウさんの姿を見てないですよね...。」
ソウを...疑いたい訳じゃない。
カナエを守ろうとしてくれている以上、信じたいとも思ってる。
レ「またアイツか...！！
何が目的なんだ、クソが！！」
だけど...レコの意見に同意でもある。
ケ「うーん...
アトラクションを探すか...
ソウを捜すか...
どうする？
サラちゃん、カナエちゃん。」
サ「あの人を野放しにしては...いけない気がします。」
『アトラクションは確かに探さなくてはいけませんが、今はソウさんを捜すべきですね。』
ケ「...そうだね。
やれやれ、手錠でもつけて捕らえておきたいねー。」
手錠は...大袈裟な気もするんだが？
まあ、最低限の見張りは...しておきたいかもな。
それじゃあ...捜索、捜索
───と出口に向かおうとして見れば...カンナが声を震わせながら、引き止める様にして声を上げた。
カ「...あ、あの...皆さんはアトラクションの方を...。
私がソウさんを捜します...！」
「カンナ...！？」
カナエが...呼び捨て？
いつの間に、カンナとそんなに親しくなったんだ？
いや、それよりも...カンナの事だな。
カ「.........。
カンナは...嫌われて当然です...。
でも...せめてソウさんを見張ります...。
...信じてください...。」
カンナの真っ直ぐな瞳は...サラに訴えかける様にして、強く向けられている。
“信じて欲しい。”
きっと...この言葉には、ウソは無いのだろうが...サラはどう考える？
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伊豆花織(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！現在、続きが手に付かない状況になってまして更新ができない日々が続いてますが、今後も応援お願いします！ (2月12日 2時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです........ (2月11日 21時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - にしんさん» はい！再開させて頂きました！！引き続き更新を続けますのでこれからも見て行って下さい！ (12月12日 21時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
にしん - 更新再開されたんですね！ これからも応援してます！ (12月12日 19時) (レス) id: 8474802cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊豆花織 | 作成日時：2023年10月25日 18時
