新メンバーは12歳の女の子でした【ars】 (ページ24)

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『彩華！！』

「しずかに！」

奈子さんに怒られた。

『さーせん。じゃなくて彩華は？』

「もう起きてるぞ？中でAのこと待ってる。」

『えぇ！？連絡してっていったのに！』

「どうせ来れないかと思ったから☆」

『もう！いいです！』

がらがら…

『彩華…？』

「A！」

『大丈「どうだったの！？オーディション！？」…ん？』

「だーかーらーオーディション！どうだったの！？」

『あぁ合格したし友達もできたよ…』

「え！！すごいじゃん！よかったね～A～！」

『まぁよくわかんないけどね？ちょっと飲み物買ってくる。』

・

『何がいいんだろ…いじめだって…中学だって違うんだからもうないのに…』

実は私と由紀奈とは中学が違う。わざわざ受験して違う中学に入った。
彩華の将来のためにも違う中学にして私も一緒に受けた
彩華は将来プロデューサーになるのが夢なんだ。もちろんプロデューサーにも学歴は必要。だからいい事に入ってそこで高校の範囲を少しでも学べればいいだろうっていう理由で入った。そしたら高校ではプロデューサーの勉強ができるからね。

かなり難易度の高い学校だったけど私からしてみれば楽だった。学校から帰って友達と遊ぶことはなかった、一年のときも。だから私は奈子さんに見てもらいながらみんなが遊んでる間に勉強して彩華の宿題を彩華に教えながらやっていた。私は中2の範囲も勉強してる。奈子さんと私の1対2の特別授業で彩華も中学に入れるくらいの学力をつけた。

彩華はいつでも夢に向かって走ってた。

でもこんなことになるなんて…彩華はその夢をあきらめなきゃいけないかもしれない。それがどれだけ悲しい事かは私にはわからない。私に夢なんかないから…

今日だけでいろんなことが変わったな…彩華の事とか…嵐とか…私の事とか…

全部変わっちゃったな…

がこん！！

やっぱ訂正。

自販機がうるさいのは変わんない。