ご。 ページ7
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side まふまふ
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常識が意味を成さなかった光景から数十分後、
そ｢ここからあそこまでが教室。クラスによって使う所は変わるから一概には言えないけど｣
僕とそらるさんでディザスト…くん？さん？──まぁ、彼に学園を案内している。
ま｢あ、そういえばディザストさんは──｣
｢──ディザスト｣
ま｢えっと…？ディザストさん──｣
｢──ディザスト｣
ま｢ディザストさ──｣
｢──ディザスト｣
ま｢……ディザストは、どのクラスなんですか？｣
｢──知らない｣
一言でバッサリと切り捨てられた。
なんとなく答えは分かってたけど、胸は痛い。
けどそれを悟られ無いよう、僕はそっと苦笑に隠す。
そらるさんやうらたさんも気付かない事が多いこれは僕の
僕達に興味が無い月虹の彼は絶対気付かない──
｢──｣
ま｢え…？へぶっ！？｣
そんな事を考えていたからか、顔面に飛んできたモノに反応出来なかった。
半ばパニックで騒いでいるとそらるさんが剥がしてくれ、その手に摘まれぶら下がるモノを少し落ち着いて見てみる。
どうやら僕の顔に飛んできたモノの正体はぼんやり光る猫だったよう。
え、何で猫が光って…？
｢──嫌い、だった？｣
相変わらずの無表情で感情の読み難い声だったが、心做しかディザストがしゅんとした気がした。
そ｢この猫、ディザストの？｣
そらるさんが問えば彼は首肯する。
何でディザストの猫が…と考えた所で、先程の言葉。
ま｢もしかして、僕を元気付けようと…？｣
｢──嫌？｣
ゆらゆら、不安そうに揺れるディザストの瞳。
ま｢嫌じゃないです！すっごく嬉しい…！！｣
そらるさんから光る猫を受け取って抱き締めながら今の気持ちを詰め込んだ｢ありがとう｣を。
｢──！｣
ぱちぱち瞬き、ぷいっと後ろを向いたディザスト。
彼の白い肌がほんのり赤くなっていたのは気付かなかったふりをして、学園案内を再開した。
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ついに最後の場所──屋上に出た。
刹那、
？｢あ！？危ない！！｣
？｢避けろ！！｣
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胡桃(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます！自分のペースで更新頑張ってください！ (2020年4月25日 5時) (
レス) id: a401c9d8a2 (このIDを非表示/違反報告)
スーエさん - 失格紋の最強賢者の漫画面白いですよね！！紋章が追加されててより面白くなっていて凄いです！小説読んでます！更新楽しみに待ってます！頑張って待ってます！ (2020年3月9日 1時) (レス) id: 36b7e070bd (このIDを非表示/違反報告)
恭 - めちゃくちゃ好みです！熾天使とかもう私の好み思いっきり当たってますやん(゜ロ゜)頑張ってください！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 7ad60a1c01 (このIDを非表示/違反報告)
おせち - 面白いです。更新待ってます！ (2019年5月11日 15時) (レス) id: 1cf454f355 (このIDを非表示/違反報告)
彩都(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: 16d9298981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐皇 | 作成日時：2018年6月11日 1時
