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「15歳の義勇さんだ…」

彼は空の上へ顔をあげ、刀を構えた。

(原作通り凛としたかっこよさもあるけど、やっぱり15歳の義勇さんはまだ幼さが残ってて可愛いな…)

「…!あれは…龍?」

(あ、まずい。)

はっとした顔の義勇さんが私を見つめた。
そうです。ここでニヤニヤしてる場合ではないんです。

(…一度抜けるか)

『はやく…っはなしやがれ…ぇ』
「…ええ、わかったわよ。」
『え?』

さっ、と巻いていた半身を緩ませ、鬼は地上へと落とした。中空を浮く彼女は、わけがわからぬ、という顔をしたが、それも束の間。

「…全集中 水の呼吸…肆ノ型 打ち潮。」


(やっぱり空中戦は打ち潮が優位か…)

鬼はばっさりと、首を断ち切られてしまった。日輪刀の力…いや、鬼殺の剣士の力を実感した。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 鬼滅   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:koumori666 | 作成日時:2020年4月25日 11時

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