第四章 深霧ノ幽谷 ページ33
光に包まれた中をひたすら歩いて進んでいく。
一体どこに着くんだろ？？
zm「おっ、そろそろ出るんちゃうか？？」
視界が開けて瞳には紅い草木が映る。
『ここが”深霧ノ幽谷”…！！』
em「噂によるとこの迷宮には”ウロビト”と呼ばれる種族がいるそうです。そのウロビト達を治めているのが人間である”巫女”だとかなんとか。」
os「ウロビト…？」
em「獣のような容姿をしているらしいです。私は当然見たことはありませんが。」
ut「獣…⁉ もしや可愛い子の尻尾をもふもふ出来たりするんか…⁉」
sha「大先生キモい。」
『マジキモい。』
ut「Aちゃんまで⁉ みんなちゅめたい…」
私の前で可愛い子の尻尾をもふもふしたい発言するなんて許せない…！！てか私の前じゃなくても許さん…！！
gr「なあ、なんか声が聞こえないか？」
ん？声？？ 耳をすまして聞いてみる。
⁇?「_____て。た______。」
『んー？？なんだって？？』
⁇?「たす___け__て。だれか__た___けて__。」
『助けて___！！！助けてって言ってる！』
tn「確かにそう言ってるな。グルッペンどうする？」
gr「助けに行くに決まってるだろ？ロボロ、スキルでどこにいるかわからないか？」
rbr「おん。任せとき！ちょっと待ってな…」
そう言ってロボロが目を瞑る。
そっか…！ロボロは探索スキル持ってるからどこに何があるのかわかるんだよね！！！
rbr「……おった！！ おったで！ この先を右に曲がった草むらの中や！」
zm「ホビットもたまにはやるなぁ！」
rbr「誰がホビットじゃ⁉ しばくぞ⁉」
『まあまあ！二人とも落ち着いて？ねっ？』
zm「Aが言うんやから仕方ないなぁ。よっしゃ、助けに行くで！！」
そうして私たちは救助をすべく、ロボロの言っていた場所に向かった。
『見て！！あそこに誰か倒れてる！！』
獣耳ともふもふしてそうな尻尾を生やした少女が倒れている___！ 早く助けなきゃ！
大丈夫ですか⁉と声をかけ、起こしてあげる。
⁇?「…み、みずを…」
sn「水ね。Aちゃん、この子に飲ませてあげて！」
ぺ神から水を受け取り、少女に飲ませると、
⁇?「ぷはぁ…！皆さん助けてくださりありがとうございますです。私はイズナと言いますです。」
gr「ふむ。俺はグルッペンだ。どうしてここで倒れていたんだ？」
iz「実は_______
家族を殺されたんですっ___！」
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雪狐(プロフ) - 返信遅くなり申し訳ないです。褒めて頂き恐縮です…！続編もあるのでもし良ければそちらの方の応援もよろしくお願いしますね！ (2020年10月30日 1時) (
レス) id: 6f8bbf698f (このIDを非表示/違反報告)
アルベルト - うゎぁぁあああああ〜〜！！！ かっこいいですぅ〜♪ 始まり方とか、いいですね〜！ おもしろかったです！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: d645669736 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐(プロフ) - ありがとうございます〜！！感激です…！あと2、3話くらいで世界樹入るので楽しみにしててくださいね(*´∀｀*) (2019年1月7日 18時) (レス) id: bb707ccf97 (このIDを非表示/違反報告)
モル(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！クオリティ高くて作品の中に無意識に入り込めるのでとても好きですーー！！！早く戦闘シーン見たい〜！！ (2019年1月7日 18時) (レス) id: 54b1828c51 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐(プロフ) - わぁぁ！！そう言って貰えて嬉しいです〜！実はそうなんすよ…！スカブロの役職を当てはめてて、スカブロ出てない方々は私の想像で似合いそうなやつを選びました 笑 (2019年1月7日 0時) (レス) id: bb707ccf97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪狐 | 作成日時：2019年1月4日 15時
