クラス ページ11
ノ「お帰りなさいませ、A総統。」
『ええ、ただいま。』
飛行機ギリギリ間に合って良かった…
ノ「何か分かった事はありましたか？」
『えっ、ええ、も、勿論。』
ノ「……やはりただ遊びたかっただけだったんですね。まったく…」
ギクッ…！やっぱバレてる。
まぁ、だから滞在期間がたった一日にされたんだけどね。
あーあ、もっと遊び…ゴホン、偵察に行きたかったなぁ。
『それにしてもノインいつも鋭すぎ…』
ノ「貴女が分かりやすすぎるだけですよ。」
ノ「そういえば来週、我々国の総統と外交官の方が貴女とお話がしたいと仰っておりました。なんでも”世界”に関わる重要なお話だとか。それと貴女の代理は立てないで欲しい、と。」
……来たか。そろそろ動くと思ってだけど代理立てちゃダメかぁ。まぁ仕方ない。
『分かりました。その話、受けておいてください。』
ノ「かしこまりました。そういえば貴女が他国のトップと面会するのはこれが初めてなんじゃないですか？」
『まぁね。いままで避けてきたし。』
そう。ずっと避けてた。
この国の総統になる為に絶対に必要な条件…それは
“赤い瞳であること”
本当にくだらない事だと思うけど、まぁなんか必要なんだって。まったく…
私は見ての通り赤ではなく”琥珀色”。
総統であることを隠す為にバレる可能性を徹底的に潰した。だから他国のトップにも一度も会った事がないわけ。
ノ「話題が逸れますが貴女のクラスは
『そうね。私もすごく気になってる。』
私は今まで一度も迷宮に入ったことが無いから
このユグドラシル大陸の人は”クラス”という迷宮でしか使えない職業を産まれながらにして持ち、”職業石”という石を与えられる。しかしクラスは持っているものの自分のクラスは十歳になるまでは分からない。
十歳になれば職業石に自分のクラスが表示され、そのクラスで何が出来るのかがわかるようになる。
この職業石。自分のクラスを表示するだけでなく、迷宮でクラスを使う際に絶対に必要なものでもある。
『早く砲剣を使ってみたいな…。」
私はそう呟いた。
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雪狐(プロフ) - 返信遅くなり申し訳ないです。褒めて頂き恐縮です…！続編もあるのでもし良ければそちらの方の応援もよろしくお願いしますね！ (2020年10月30日 1時) (
レス) id: 6f8bbf698f (このIDを非表示/違反報告)
アルベルト - うゎぁぁあああああ〜〜！！！ かっこいいですぅ〜♪ 始まり方とか、いいですね〜！ おもしろかったです！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: d645669736 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐(プロフ) - ありがとうございます〜！！感激です…！あと2、3話くらいで世界樹入るので楽しみにしててくださいね(*´∀｀*) (2019年1月7日 18時) (レス) id: bb707ccf97 (このIDを非表示/違反報告)
モル(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！クオリティ高くて作品の中に無意識に入り込めるのでとても好きですーー！！！早く戦闘シーン見たい〜！！ (2019年1月7日 18時) (レス) id: 54b1828c51 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐(プロフ) - わぁぁ！！そう言って貰えて嬉しいです〜！実はそうなんすよ…！スカブロの役職を当てはめてて、スカブロ出てない方々は私の想像で似合いそうなやつを選びました 笑 (2019年1月7日 0時) (レス) id: bb707ccf97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪狐 | 作成日時：2019年1月4日 15時
