41話 ページ42
ut_side
一人家に向かって歩いていると、雨が降り出した。
うわ、しとしと降るタイプやん。いっちばん嫌いやわぁ、、、
もう走るんもめんどくさい僕はのんびり帰ることにした。
家に帰ってもええことないしなぁ。
「うっわ、そんなこと言い寄ったらついてもうたやんか……」
考え事をしていたため、思ったより早く着いた。
玄関を静かに開ける。鍵開いとるし、、、母さん帰って来とんか。
そこには、ヒールの高い靴と革靴が一つ。また男ひっかけてきよった。
「＿＿＿＿＿、」
音をたてないようにリビングの前を通る。多分、母さんたちは営み中や。
「きゃっ♡んんん♡♡」
「はぁｯｯｯ♡可愛い声だねｯ♡」
大分いっとんなぁ。
こりゃー、明日八つ当たりされるパターンか。
ﾄﾝ…ﾄﾝ…ｶﾞﾁｬ
「ふぅ〜〜、、、ぁ、Aちゃんの連絡先……」
今度こそちゃんともらわんとな。
ベッドに寝転び、目を閉じる。
あぁ、アイツらはええよなぁ。
Aちゃんちに住めて、俺も「住まわせて」って言うたらなんていうかな。
「、、、ビンタされそう。」
なんでやーっ、て。
もぉ、ほんま自分が分からん。
Aちゃんに、愛されたい。ほかの女とはちょっとちゃう気持ち。
でも、Aちゃんはシッマとか、トンちとかのほうが好きなんやろな。
「＿＿＿、こんな、僕なんて、愛してくれへんよな、ぁ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
自分で言ってて辛くなるわ。
あぁ、やっぱ、だめなんや。
そう思い、今日も銀色に輝くアレに手を伸ばす。
*** 次の日 ***
⋆
んんんー!!!
いい目覚めだす。
うっふぉい。
『おはー、、、朝ごはん何ー?』
そういってリビングに入ると、誰もいませんでした。
『えっ、むなし。』
めっちゃでかい独り言言ってるやん自分。
あー、あれだな。トンちゃん徹夜してたんだろぉ。
『朝ごはん作るかー。』
こうして私の波乱の一日は始まった。
＊＋＊＋＊
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桜の穂 - ありがとうございます！！そういってもらえてうれしいです。 (8月20日 20時) (
レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - zmとshaがかわええ… (8月6日 0時) (レス) @page49 id: 5f315e50e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - 鼓草さん» あ、ですよね。仲間ですか?ﾌﾞｯｼｬｧｧｧｧ…あはっ☆ (2022年1月6日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - zmニキ可愛すぎて鼻血 (2022年1月5日 23時) (レス) @page12 id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ルミナスさん» ありがとうございます!面白いだなんて…感極まりない!頑張ります! (2021年12月12日 11時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月29日 21時
